三日坊主のやりたがり

自分から半径5mあたりまでくらいのことは頑張りたい人のブログ

手帳ユーザーにおすすめのポストカード活用法!手帳に継ぎ足して特別な日記にしよう

映画や漫画の特典、博物館、美術館などなど…

案外手にする機会が多いのが、ポストカードです。もらうことも結構あれば、お土産として販売されていることも多い。

限定の図柄であることも多いですし、買うとしても値段が手ごろで手を出しやすいんですよね。そんなこんなで、個人的には結構手にすることが多いと思っています。実際多いです。

 

ただ、困るのが使い道…。

 

ファイリングしてコレクションする人ならそれで良いのですが、コレクションするほど量もないし、わざわざそのためにファイルを買うのも…という人の方が多いはず。

かといって、今どき誰かに手紙を(しかもはがきで)出す機会はほとんどありません。出すとしても限定の図柄のポストカードは、使う相手を選ぶし、そもそも手元に置いておきたい…。

 

と、悩んだ末に考えた活用方法が、自分の中でヒットだったのでご紹介します!

手順1:手帳にポストカードを継ぎ足す

用意するものは、

  • 普段使いの手帳
  • 使いたいポストカード
  • マスキングテープなどつなぎ合わせる道具

以上です。たったこれだけ。

マスキングテープじゃなくて、シールとかでもいいかもしれません。

要は、手帳の中にポストカードを用いた特別なページを作ろうということをしたいわけなんです。

 

手順2:ポストカードに日記を書こう

継ぎ足したら、ポストカードに日記を書きます。

せっかくなのでそのポストカードにまつわる日記を書くと、さらに特別なページって感じが出て好きです。

美術館で買ったポストカードなら、美術館の感想や、美術館を含む旅行の思い出とか。

漫画の特典でついてきたポストカードなら、読んだ感想とか。

 

個人的には、手帳のページと、ポストカードと、両方にまたがって日記を書きたいので継ぎ足してから書きます。しかし使っている手帳によっては、継ぎ足した後だと書きづらさがやばいこともあると思うので、書いてから継ぎ足した方が良いかもしれません。笑

 

例えば、ほぼ日手帳に継ぎ足すとこんな感じ

ちなみに、一例としてこんな感じです。

ずいぶん前の手帳なのですが、『この世界の片隅に』を観に行ったときの入場特典のポストカードを継ぎ足してみました。(ぱっと内容を公開して大丈夫なものが、これぐらいしかありませんでした…)

 

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ページの片側をマスキングテープで止めて、

 

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ぱたんと開けるようにしています。

ほぼ日のデイリーの右側に、ページを継ぎ足した状態。

 

このように継ぎ足す方法だと、ポストカードの両面を見ることができる状態を作れるし、貼り付けたページを邪魔することもありません。

あと、ほぼ日手帳オリジナルだと、なかなかにサイズがぴったりなのも気持ちが良い。笑

 

特別な時だけ日記を書きたい人にもおすすめ 

普段から日記を書くほどではないけども、この映画の感想はめっちゃ書きたい!とか、旅行の日記や記録はつけたい!ということってありますよね。

日常的に日記やライフログを残さない方の場合、手帳はマンスリーのみ(あってもウィークリーまで)のものを使っていることが多いと思います。

それだと、せっかく記録や日記を残したい…!と思ったときに、書くスペースがないんですよね。ほぼ日手帳ユーザーになる前は、そういう思いをすることが多々ありました。

 

しかし、このポストカードを継ぎ足す方法であれば、継ぎ足す場所も、継ぎ足す量も自由自在です。ピックアップしたい思い出を、マンスリーに継ぎ足したポストカードに書いて、見返したときに目立つようにするのもいいなーと思います。

また、普段から日記つけている人でも、書くところ足りないんだけど!となっても継ぎ足すことができますね。

 

ちょっと特別なページを作って日記を残すと、さらにその思い出が良いものとして残る気がします。

ちょっと幸せな気持ちが増えるんじゃないかなーという、ポストカードの活用法のご紹介でした!

 

 

【在宅で月約5万円達成】3か月で認定ランサーになるまでにやったこと&報酬~ライターの場合

クラウドソーシングサービスの「ランサーズ」 ってありますよね。

じつは、そこでちまちまと文章書く系のお仕事をさせていただいています。

↓このサイト↓

 

クラウドソーシング「ランサーズ」

 

先日そのランサーズからメールが来まして。


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認定ランサーに!!なれました!!!!!!

「なれたらいいな~」とぼやっと思っていたのはいたのですが、思ったより早く達成できて我ながら驚きです。

せっかくなので、備忘録もかねて認定ランサーにたどり着くまでのことをまとめておきたいと思います。

そもそも認定ランサーとは

認定ランサーとは、ざっくり言えば「この人はちゃんとお仕事してくれるよ!」ということを、ランサーズ公式がお墨付きを付けたランサーのことです。

ランサーズ公式の「認定ランサーって何ですか?」によると、

「認定ランサー」とは、ランサーズに登録しているプロの中から、
ランサーズが定める基準をすべて満たしたランサーのことです。

認定ランサーは、返信速度・納品実績・獲得額・高評価などの条件を満たしています。

認定ランサーって何ですか?│ヘルプ│クラウドソーシング「ランサーズ」より

 とのこと。

 

認定ランサーの基準

認定ランサーになるためには、返信速度・納品実績・獲得額・高評価などの条件を満たしてランサーズ側からの月に1度の審査に合格する必要があるのですが、具体的な条件は以下です。

■認定ランサーの認定基準

 1. 獲得報酬額:各カテゴリの上位20%
 2. クライアントからの評価:4.8以上
 3. プロジェクト完了率:90%以上
 4. 送信したメッセージの24時間以内率:80%以上
 5. 計9箇所のプロフィール項目の記入

※過去1年間の実績をもとに毎月審査を実施しております。

認定ランサーの基準を教えてください│ヘルプ│クラウドソーシング「ランサーズ」より

 

各項目の更なる詳細は、「認定ランサーの基準を教えてください」を参照してくださいね。

この5つの条件を満たすと、晴れて各カテゴリの認定ランサーとなるわけです。

認定ランサーになると、

  • 認定エンブレム付与
  • 認定ランサー検索に掲載
  • メルマガ等への掲載
  • おすすめ案件のご紹介
  • サポート優先対応
  • チャットサポート

といったメリットが受けられます。(参考:認定ランサー│クラウドソーシング「ランサーズ」

自分のプロフィールを確認すると、さっそくエンブレムを付けていただいていました。

ランサーズでのプロフィール

ランサーズでのプロフィール

認定していただいたカテゴリーは「記事作成・ブログ記事・体験談」と「Webサイトコンテンツ作成」の二つです。

認定をいただけるカテゴリーは、自分が受注したお仕事によって左右されます。

 

報酬各カテゴリの上位20%って正直いくら?

認定ランサーという制度を知った時、5つの条件のうち4つは短期間でも満たせそうな条件だなと思いました。

きっちりプロフィールを書いてまじめにお仕事すれば、よほどの失敗をやらかさなければ何とかなる条件だからです。

残った1つ、「獲得報酬額:各カテゴリの上位20%」という条件を除いては。

 

そもそも具体的に「来月で〇万円超えたら認定ランサーになれそうですよ~」などの、基準が公開されていません。

一応各ランサーのプロフィールページを見ると、実績サマリーとユーザー情報の項目内で「報酬額」「登録日」を確認することができます。

しかしここは設定によって公開するかしないかをランサー側が選べるので、全員の分を確認できるわけではありません。

さらに、ここの報酬額は「今までの報酬総額」。

認定ランサーになれるかどうかは「過去1年間の実績をもとに毎月審査を実施しております」とのことなので、過去1年分の報酬がわからないとどうにもなりません。

なので、自分で目安の金額を計算してみようということも難しい。

というかそんな作業してる暇があったら、案件をこなした方が確実に認定ランサーに近づけます。

 

認定ランサーになった時の報酬

ということで、今後認定ランサーを目指す方の一つの目標値を作れればなと思い、自分が認定ランサーになった時点での報酬を公開します。

ちなみに、2019年3月付で認定をいただいたので、2019年2月末日までの過去1年(実質3か月)の記録です。

ほとんどの項目がプロフィール画面で確認できるので、モザイクなしでいきます。

ばばん!!

認定ランサーになった時の数字

認定ランサーになった時の数字

認定ランサーの審査を突破できた過去1年の報酬額は、90,416円でした。

 

認定ランサーになるまでにやったこと

ランサーズへの登録自体は2016年に済ませていたのですが、ちょこちょこっとやっただけで長らく放置していました。

在宅で収入を得られるようになりたいなあと思ったときにランサーズに登録していたことを思い出して、2018年も終わるころに本格的に動かし始めました。

ここからは認定ランサーになるまでの過去1年間(というか実質3か月間)で、いつ頃に何をやっていたのかまとめてみようと思います。

 

1か月目:2018年12月

報酬:12,009円

システム利用手数料:2,404円

出金された報酬:9,605円

ランサーズを使用すると報酬の最大2割を手数料として支払う必要があり、ランサー側はクライアント様から頂いた報酬の中からそれを支払うことになります。

クライアント様から1度にお支払いいただく額が大きくなると手数料が少なくなりますが…そこに到達するにはまだまだ長そうです。

 

やったことその1:慣れるためのタスク

まずは、ランサーズの仕組みを理解する(思い出す)ために、タスク系の案件をこなしていきました。

数十円程度の案件や、文字単価がやたら低いものが大半ですが、

  • 実際にシステムを使ってみる
  • 実際に報酬を得る

のが目的なので、ひとまず目について「やれそうだな」と思ったものをこなしていきました。

タスクはプロフィールで「実績」としてカウントされることはありませんが、プロフィールの「実績・評価」のタブの中では「作業数」の項目で表示されます。

作業数すらゼロであるよりは、ほんの少しくらいはクライアント様に安心して選んでいただきやすくなるかなというのもあります。

 

やったことその2:実績ゲットのためのプロジェクト案件

自分がお金を払ってお仕事を依頼する側だとしたら、どう考えても今までにお仕事経験がある人にお願いしたいです。

なので、なにがなんでも実績数を0から1にしなければなりません。

しかしこのハードルがなかなか高い…。

自分の場合は数件だけですが、2016年に登録してすぐのころに実績としてカウントされる案件をこなしていました。

しかしブランクがあることもクライアント側から見えるため、最近の実績を付けるのが望ましいです。

そのためにいったん文字単価などは置いといて、こなせそうな内容の案件に提案を出すことを続けました。

 

やったことその3:テストライティングのタスクを狙ってみる

なかなか提案が通らない中でも、少しでも仕事に慣れておこうとタスクも並行して行っていました。

タスクを選ぶときに意識したのが、テストライティングとして発注されているタスクは必ずこなすことです。

多くのプロジェクト形式の案件でもテストライティングが設定されていますが、プロジェクトの場合そもそも提案が通らないとテストライティングを受けることすらできません。

しかしタスクは誰でも仕事に取り組むことができます。

数は多くないのですが、テストライティングを目的としたタスクが発注されていることがあります。

「提案を通す」という段階を飛ばしてテストライティングを受けられるので、ランサー側としては非常にありがたい案件です。

見つけたら絶対に取り組むべきといっても過言ではありません。

自分はこれが功を奏して、直接依頼をいただくことができました。

 

2か月目:2019年1月

報酬:17,060円

システム利用手数料:3,413円

出金された報酬:13,647円

 

やったことその1:継続案件をゲットする

長期的に安定して収入を得ることが目的でランサーズを利用しているなら、言わずもがな達成したいことです。

12月にいただいた直接依頼が継続になる可能性があったので、継続依頼が確定するまでの間は特に

  • メッセージはすぐに返すこと(24時間かそれ以上遅れる場合は、その旨だけでもすぐに連絡)
  • 分からないこと、不明瞭な点はすべて質問し確認をとること

を意識しました。

もちろん最初だけでなくずっと大切にすべきことですが、ファーストインパクトは大事なのでいつも以上に気を付けました。

そのかいあってか、無事継続してご依頼をいただけるようになりました。

 

やったことその2:良い評価を得る

当たり前すぎて書くまでもないとは思うのですが…。

いくら実績数が増えても、その大半が良く無い評価だと「仕事ができないランサーです!」と太鼓判を押されたも同然です。

そんな評価では提案が通るわけがないし、直接依頼をいただくなんて夢のまた夢になります。

 

やったことその3:キャパシティの把握に努める

本格的に始動してからさほど日がたっていないこともあり、継続依頼が入ってからはむやみに仕事を増やそうとはしませんでした。

どの程度までキャパが増えても大丈夫なのかをまだはかり切れていなかったため、むやみに提案しても万が一ご採用いただけたときに対応できなかったら困るからです。

依頼分かブログかを問わずに、執筆する際に必ず文字数とかかった時間をカウントするようにしました。

これによって、自分のキャパシティは1時間当たりで最多3500字、最少1000字ということが測れたので、執筆可能時間と合わせれば大体の受注可能な仕事量が予測できます。

 

3か月目:2019年2月

報酬:50,608円

システム利用手数料:10,123円

出金された報酬:40,485円

改めて見ると、システム使用料が痛いですね。

お取引の安心料として必要なのは、納得しているのですが…。

 

やったことその1:狙う単価を絞る

2か月目まででキャパシティも測れたので、ここからはとにかくお仕事を増やしにかかろうと決めていました。

ただし、その前にまず狙う単価をしっかりと考えました。

実績作りの段階では単価はいったん横に置いていましたが、この段階からはそれではやっていけないと思ったのです。

お仕事を増やそうと思って提案を出していくわけなので、効率の良い収入が得られなければ続けていくのが後々厳しくなると考えたからです。

とはいえ、高単価な案件を狙えるほどの専門性と実績はまだついていないので、時給換算で850円程度にはなる見通しが立つものに絞って提案をしました。

自分の場合は、

  • 字数だけで考えればいくら時間がかかっても1時間1000文字は書ける
  • 平均的な執筆速度(1時間2000~2500字)なら、調べ物をしたり構成を立てたりする必要があっても作業時間1時間あたりで800字を割ることはめったにない

ということを踏まえて、原則文字単価1円以上を目安に提案していくことにしました。

案件の内容によってはもう少し単価が低くても大丈夫そうですが、文字単価0.5円をわる案件は単価を見た時点でスルーすることも決めました。

 

やったことその2:継続案件を増やす

狙うところを決めたら、あとは採用していただけるように提案を頑張るのみです!

自分のセールスポイントを決めて、それに合う案件を探しました。

ちなみに、一番のセールスポイントとして現在自分で推しているのは、「執筆の速さ」です。

執筆ジャンルの専門性を売り出せると良いのでしょうが、情けないながらまだまだ絞り切れない・大きく売り出せるほどではないと自分で思っているので速さを推すことにしました。

ありがたいことにスピード重視の案件に巡り合え、ご採用いただけて2月中に継続案件を増やすことができました。

 

1日の作業時間は3~4時間ほど

今のところ、1日あたり3~4時間の作業時間で週に2~3日の作業日をとっています。

目論み通り、アルバイトと同程度の作業効率で収入を得ることができるようになりました。

これからまだランサーズを含めた在宅での収入を増やしたいと思っているので、執筆ジャンルの専門性も高めていかねばと思っています。

新しいお仕事を探すときに取られる時間もなるべく減らしたいので、認定ランサーになれたのがそれにプラスに働くといいなあ。

 

毎月の審査に通るために

認定ランサーになるための、または認定ランサーであり続けるための審査は毎月行われます。

今回ありがたいことに認定ランサーに認定していただけましたが、慢心すれば来月には認定取り消し…なんてこともありうるわけです。

今回の認定時の約9万円という報酬が、ボーダーぎりぎりだったのか余裕だったのかはわかりません。

しかし、ライター系のランサーであれば過去1年間の報酬が10万円程度あれば認定ランサーに届くようです。

あとは、メッセージのやり取りなどを、今まで通り誠実に続けていけば大丈夫そう。

 

副業としては初心者からでも十分成り立つ 

正直なところ「思ったより20%のボーダー低いな…」という感想ではありますが、副業として十分な額はやはり稼げますね。

週2~3日に作業日をまとめていても、一番長かった作業時間は1日当たり5時間を超えません。

あまり得意でないジャンルの執筆があった日に、一度だけ4時間超えちゃったことがあったぐらいです。

作業時間を分散させて週5日ほどとれば、1日当たり1~2時間程度の作業時間でも3か月取り組めば月4~5万円は稼げるようになるということです。

合計作業時間から見る効率から考えるとアルバイトと同程度ですが、アルバイトではできない1日1時間ずつなどの時間調整ができるのは在宅の強みだと思います。

パソコンとネット環境があれば、かかる費用は

  • 仕事をした時のシステム利用手数料(報酬から天引き)
  • 報酬の振込手数料(報酬から天引き)

だけなので、ちょっと気になるなーという方は登録してみるのありだと思います。

リンク置いておくので、気になった方は こちら からどうぞー。

 

クラウドソーシング「ランサーズ」

 

ちなみに、振込手数料は他の銀行が500円なのに対してなぜか楽天銀行だけ100円なので、ランサーズに登録される方は楽天銀行の口座もっておいた方が絶対にいいです。

 

楽天銀行

 

副業としては十分な額に到達できたのですが、個人的には外に働きに出たくない…在宅だけでお金が欲しい…。

ので、まだまだ頑張らないといけないですし、ライティングスキル上げるためにも勉強しなきゃですね。

受注カテゴリをわかりやすくするためにタイトルに「ライター」なんて入れちゃったけど、それこそ名刺にかけるくらいになるためにはまだまだやるべきことは多いので。

せっかくいただいた認定、存分に生かしてお仕事を続けたいと思います。

 

新生活で自炊を頑張りたい人、冷凍ストックにこだわろう!~我が家の常備ストックも公開

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自炊って大変…

ひとり暮らしを始めるとき、自炊を頑張るぞ!と確かに意気込んでいました。

ひとり暮らしが終わってから思い返すと、お世辞にも自炊したとは言えない…胸張って言うとか絶対無理…。

多くの人が掲げるこの「自炊するぞ!」という目標。

一方で、多くの人が挫折する目標でもあると思います。

 

これから新生活を始める人の中でも、特に自炊を頑張ろうと思ってるきみ!

新年度こそは自炊頑張るぞと思ってる、昨年なかなか自炊できなかったきみ!!

今年こそは、食費を健康的に抑えて遊ぶ金に回そうぜ。

 

二人暮らしになって「自分だけの食事じゃない」と思うようになってやっと気づいた、一人暮らしの時でもできたやん!という自炊を続けるポイントをまとめます。

 

 

ひとり暮らしの自炊が続かない原因3つ

実際に一人暮らしで自炊が続かなかった筆者が、周囲の話も交えてまとめてみると、主な原因はこういった点になりました。

 

食費を安くしようと買った1パックをうまく使いきれない

どこのスーパーにも言えることですが、入っているものが同じで容量に大小があった場合必ず容量の大きい方が割安に値段を設定されています。

小さいほうだけ値引きシール…とかのレアケースに狙って遭遇できればいいですが、それは無理なお話。

 

食費を安くするために割安なほうを買おう(まあ何とか使えるっしょ)、という考えのもと電卓ポチポチしたりグラム当たりの表示をしっかり読んで大容量を選ぶのですが…

まあ、うまく使いこなせなかったことの回数たるや!

 

使い切ろうと何とか頑張って、「何日分やねん」という量が出来上がったり。

そもそも使いきれずに、ごめんなさいとゴミ箱にダンクシュートする羽目になったり。

食品も無駄にし、食費が割高に結局なってしまいました。

 

かといって割高な使い切りパック

使い切れないのならば、ということで今度は使い切れる量だけを買う方向にシフトします。

最近は「1食分使い切り」とか書いて売ってくれてることもあって、非常にありがたいです。

 

が、問題は結構割高になること。

特別安くもないけどお値段据え置き…くらいならいいんですがグラム当たり5円以上高くなってることも見かけます。

 

そしてもう一つの問題は、使い切りパックは用意される数が少ないこと。

ひとり暮らし世帯が一極集中しているような地域でも、精肉コーナーの一角の棚の上半分くらいだけとか結構ザラです。

使い切りパックが売り切れて大きめのパックしか残ってない…となると、その日の自炊のモチベもダダ下がり…。

 

包丁とか調理器具とか、洗い物がめんどくさい

個人的な好みも入ってきますが、筆者は洗い物の中でもまな板を洗うのが特に嫌いです。

なんかでかいから場所取るし、でも肉切ってそのまま野菜切ってとかできないから洗うしかないし…。

 

頑張って自炊をした、そのあとも待っている洗い物。

「今日は自炊頑張ったし明日洗おう」とかしてると、洗うの忘れるんですよね。

で、翌日空いてるお皿で何とか乗り切って、また洗い物がたまって…

洗い物がたまりにたまって、自炊のモチベも自炊のための物理的スペースも削られます。

そしてそのまま自炊を放り出したこと、あります。

 

かつての同期や友人たちからも同じような声を聞いていたので、この3つは主たる原因といえます。

ということは、最低限これを取り除けば自炊を頑張れるようになるということ…!

 

自炊を頑張るためのキーワードは「冷凍ストック」

今二人暮らしになって食事担当をしていますが、食材のやりくりのコツをつかんだ時に「もっと早く知っていれば…」と一番嘆いたのが「冷凍ストック」の重要さです。

いや、本当に便利。

なんなら、冷凍ストックをうまく使いこなせれば、上の3つの原因はすべて潰せるといっても過言ではありません。

 

冷凍ストックを使いこなすために、週に1日だけ頑張る日を作る

冷凍ストックを使いこなすためには、冷凍ストックを用意しなければなりません。

つまり、1週間に1日だけ頑張って冷凍ストックを用意する日を作ります。

買い出しの頻度が低かったりきちんと冷凍保存できているのならば、頑張るのは2週間に1日でも大丈夫でしょう。(一人暮らしの場合)

 

つまり1か月のうち2~4日どこかで頑張れば、一気に日々の自炊が楽になります。

この「頑張る日」を用意するとしないでは、大違いです。

欲を言えば、ストックを作るときに1週間分の献立をまとめて考えておけば、当日は鍋に放り込んで加熱するだけ!とかも可能です。

が、慣れないうちにそこまでやろうとすると逆に心が折れるので、まずは使い勝手の良い冷凍ストックをコンスタントに用意することだけ頑張りましょう。

 

そして冷凍ストックをしっかり用意するには、冷凍庫のスペースをどれだけうまく使いこなせるかも大事になります。

結構小さいんですもん、冷凍室…。

狭い冷凍室でも冷凍ストックを使いこなすことはもちろんできるので、また後日まとめますね!

 

とはいえ、一番手っ取り早いのは冷凍庫の大きい冷蔵庫を買うことですね。

これから一人暮らしで冷蔵庫を買うとか、冷蔵庫を選ぶタイミングがある人はぜひ冷凍室のスペックに注意して冷蔵庫を選んでみてください…!!

とくに、冷凍室の容量は大きめのものを選んでみてくださいね。

冷蔵室は、思っている以上に使いません…。 

 

 

冷凍ストックの作り方

冷凍ストックを用意するための手段としては、

  • 生鮮食品(生の食品)を買ってきて自分で冷凍する
  • 冷凍食品を買う

のどちらかになります。

 

近くに業務用スーパーがあると、肉野菜魚…何ならデザートとかまで冷凍食品でそろっているので「冷凍ストックはすべて買う」という選択肢もアリです。

ただ、一人暮らしの場合気を付けないといけないのが冷凍庫の容量

業務用スーパーで売っているので、すべてがでかいです。

使いこなせるスキルと献立があっても、保存できなかったら意味がありません…。

 

ですので基本的には、

  • 比較的自分で冷凍処理しやすい肉類は自分で冷凍する
  • 処理が面倒な野菜類は冷凍食品を買ってストックする

となります。

ただ野菜は、冷凍すると食感が変化しやすいです。

好みがわかれるところですので、野菜の冷凍ストックは「冷凍による食感の変化が平気なもの」のみにしましょう。

でっかい冷凍野菜を買う前に、小さめの冷凍野菜を買ってみてください。

 

ここからは、実際に我が家で常備している冷凍ストックとその用意方法を紹介していきます。

まじで今冷凍庫から取り出してきて撮影した画像付きなので、開封済みの購入品だったり自作ストックも使いかけだったりです。ご了承の上ご覧ください。

 

常備冷凍ストック:肉類(自作)

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基本的には1回分ずつをまとめて冷凍するだけなんですが、先日の買い出しで鶏むね肉があほみたいに安かったので大量にチキンカツを作り置きしました。

お肉のストックは、どの肉でも作り方は同じです。

用途は、主に主菜などおかず。

  1. 1食で使う量ずつに分ける。(こま切れ肉・切り落とし肉なら80〜100gくらい、鶏もも・鶏むねなら一口大を4~5切れずつくらい)
  2. 1食分ずつをラップでぴったりくるむ。
  3. ジップロックに入れて、密封して冷凍。(Mサイズに4包みずつ入れてます)

 

使うときは、あらかじめ電子レンジで解凍します。

使う前日に冷蔵室に移して自然解凍という手もあります。

冷蔵庫で自然解凍させた方が肉の臭みが出にくいので、翌日作るものが決まっていれば自然解凍しましょう。

 

冷凍ストックを作るときだけ包丁とまな板を使えば、実際に料理に使うときは解凍してラップをはいでフライパンや鍋に放り込めばOK。

洗い物が出ませんし、作りすぎも防げます。

 

常備冷凍ストック:きのこ類(自作)

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主にシメジとえのき、時々マイタケで作ります。

用途は主に、炒め物に加えたり汁物に加えたり副菜に加えたり…万能選手です。一番多いのは汁物。

冷凍のまま使って大丈夫です。

  1. 石突を切り落としてほぐす
  2. ジップロックに入れて、冷凍

 

お好みできのこミックスにしても、別々で冷凍しても。

きのこは冷凍した方がうまみが強まるので、ぜひ冷凍ストックに加えましょう。

きのこは水洗いすると栄養やうまみまで洗い流してしまうらしいので、汚れが気になる場合はキッチンペーパーなどで拭くとよいそうです。

 

常備冷凍ストック:根菜類(自作)

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主に大根と人参で作ります。

用途は主におかずでも何でも。短冊区切りでストックしてるので汁物と炒め物が主です。

冷凍のまま使って大丈夫です。

煮物に使うときは、冷凍ストック用とは別にその日の煮物用を切り分けます。(乱切り)

  1. 皮をむき、使いやすい大きさに切る。(短冊切りが汁物にも炒め物にも使いやすい気がする)
  2. 水気をきり、ジップロックに入れて冷凍。

 

大根と人参は、冷蔵保存だと気をかけてやらないとしおしおになっちゃうので…。

しおしおにならない玉ねぎとジャガイモなんかは、そのまま野菜室 or 冷暗所保管です。

 

常備冷凍ストック:加工肉・練り物(自作)

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ソーセージ、ハム、ベーコン、かにかま、ちくわ…などなどその時の気分で選びます。

これこれはカニカマとロースハムを切ったやつですね。

主な用途は汁物にもっと具が欲しいなーとか、副菜にタンパク質欲しいなーとか。

基本的に冷凍のまま使えますが、うどんなどでトッピングの場合は後乗せしないようにしましょう。シャリシャリします。

  1. 使いやすい大きさに切る
  2. ジップロックに入れて冷凍

 

常備冷凍ストック:フライ系(購入)


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チキンカツやコロッケの「あと揚げるだけ」の冷食を必ず1つはストックしてます。

基本的には既製品を買いますが、作ることも。

トンカツやチキンカツも、衣をつけるところまでまとめて作って冷凍できます。

 

献立が思いつかないけど自炊…とかの時に便利。

冷凍のままフライパンで揚げ焼きしても大丈夫ですが、火が通っているかはしっかり確認を。

 

常備冷凍ストック:肉団子・水餃子(購入)


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食べる系のスープや、主菜が少し控えめでおかず間のある汁物にしたいときにドボンさせます。

主菜にすることもできるので便利。

 

常備冷凍ストック:ほうれん草、ブロッコリー、青ネギ(購入)


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ちょうどブロッコリー切らしてました。

冷凍しても食感が気にならない野菜シリーズで、葉物野菜など生鮮だとしおしおになるまでが早いやつが主。

チンしておかかとしょうゆを混ぜれば和え物一品できるし、汁物にドボンして野菜を増やしてもいいし…こちらも万能。

もちろんカット済みで冷凍して販売しているので、包丁なんていりません!

 

出来合いの冷凍ストックも活用しよう

そこまで自炊は頑張りたくない(頑張れないけど)食費を抑えたい…というタイプもうまく冷凍食品を活用しましょう。

自炊しない=コンビニ、外食、総菜…となりがちですが、値引きを狙ったりしないと結構高くつきますよね。

毎日だと、結構な食費になってしまいます…。

 

販売するスーパー側としても、「一度に大量に仕入れても保管がきく」ということがあるからなのか、総菜よりも冷凍のおかずやパスタの方が安いことって結構あります。

そして言うまでもなく、コンビニ弁当や外食よりも安いですよね。

最近はおかずが2品セットになった冷食とかもあるので、「ちゃんとしたご飯」感が冷食だけでも出るんです。

 

冷食のチャーハンだけチンして食べるもよし。

栄養バランスを気にできるのなら、メインの冷食と一緒に冷凍ブロッコリーや冷凍の温野菜ミックスなんかを買っておきましょう。

  • 冷凍チャーハン
  • 温野菜ミックスのサラダ

自炊なんて、これくらいから始めてもいいんです。

そこからちょっとずつ慣れて、気が向いたら野菜炒めでも作って、余った肉などの材料はまた気が向く時まで冷凍ストックしておきましょう。

 

冷凍庫は急な予定変更の味方

自宅にある食材の主が冷凍ストックであれば、急に外食の予定が入っても腐らせてしまうリスクはぐんと低くなります。

逆に冷凍ストックがあれば、急に外食がキャンセルになっても家に食材があるので自炊ご飯に切り替えることもできますね。

 

特に一人暮らしだとありがちですが、交友関係にかかわる予定の影響でなかなか自炊ができないことがあります。

急に予定が入ってせっかく用意した食材を無駄にしてしまうとか、急に予定がなくなって食材を用意できなかったとか…こういうことの積み重ねで、自炊のモチベーションはなくなっていきます。

冷凍保存は冷蔵・常温保存よりもかなり保存期間が長いので、予定に振り回されがちなタイプでも自炊をしやすくしてくれるわけです。

 

とはいえ、2週間を目安に早めの消費を

保存期間が長いと言っても、永遠ではありませんので冷凍庫の奥深くに忘れ去らないよう注意しましょう。

自作の冷凍ストックは2週間を目安に(保存状態が良くて長くても1か月)。

購入した冷凍ストックは、商品の表示に従って保存・消費してください。

 

冷凍ストックづくりのポイントまとめ

冷凍ストックを自作する際に、すべての食材に共通するポイントを最後にまとめます。

 

買ったその日に冷凍する

冷凍してしまうまで、食材はだんだんと悪くなっていきます。

買ってから1週間たって冷凍しても、冷凍した時点で1週間分傷んでいるのです。

食品の種類にかかわらず、基本的に買った当日(いくら遅くても消費期限内のどこか)を「冷凍ストックづくりを頑張る日」にしましょう。

 

冷凍に使う道具は冷凍専用のものを

ジッパー付きの袋には「冷蔵専用」「冷凍専用」「兼用」…など、種類があります。

冷凍ストックを作るのに「冷蔵専用」のものを使ってしまうと、袋が破れたりして中身が傷む原因に…。

必ず冷凍専用のものを使うようにしてください。

入れ物ごと解凍するときは、電子レンジに対応してるかもチェック!

 

なるべく空気は抜いて冷凍する

我が家もほとんどジップロックに入れて冷凍していますが、ジップロック内の空気は可能な限り抜いて冷凍しています。

空気が入っていると、空気中の水蒸気が凍ってめちゃくちゃ霜が付いたり、傷みやすくなったりするからです。

ストローを使って空気を吸いだすのが一番良いのですが、せめてぷしゅーっと空気を押し出してから密封しましょう。

 

しなくてはいけないわけではないが出来ると便利

コンビニもデリバリーも当たり前に使えるし、インスタント食品もお惣菜もめっちゃおいしくなっています。

自炊ができなくても死ぬことはないし十分に生活できる世の中です。

 

けれど自炊ができて損もありません。

自分好みの味の調整がしやすいと感じるし、節約しやすいし、趣味としてこだわることもできます。

ライフハックの一つとして、新生活を機に自炊スキルを身につけるのもありなのではないでしょうか?

 

毎日献立を考えるストレスから解消されるために、献立ボードを作ってみた

献立を考えるのって、大変

料理すること自体は、そんなに苦ではない。

むしろ楽しんでやるときの方が多いいかな、とさえ思う。

の、ですが。

献立を考えるのは本当に苦手です。

我が家の買い出しは週に一回です!

と、人に伝えると「じゃあ一週間分の献立考えて買い出しに行ってるの!?すごいね!」と言われるのですが、実態は真逆。

食べたいものと使い勝手のいいものを5000円分くらいワーッと買ってきて、一週間毎日献立についてうなりながら過ごしてました。

買ってきたもので1週間の献立を作るという発想の転換

SNSなどで参考にさせていただいている家事アカウントさんの多くが、

献立を考える

それに基づいて必要なもののみを買ってくる

というやり方だったので、それを真似しようとして挫折しました。

けれど献立は考えないといけないので、「これ食べたい」と用途を明確にして買ってきた食材が尽きると、あるものをひたすらク〇クパッドの検索窓に打ち込む作業が始まります。

あれ?この作業を週の初めにまとめてやったらいいんじゃないか???

どうせ毎日するなら、まとめて先に済ませてリストアップしておけば楽なんじゃ???

目指す献立&食材管理の形

  1. 週1の買い出しでは食べたいものと、使いやすそうなもの・安いものを買ってくる
  2. 買ってきたものをしまうときに、一週間の献立を考えリスト化する
  3. 考えた献立を基にその一週間を過ごす
  4. 使いきれず残ったもののメモをもって、次の買い出しに行く(1に戻る)

理想はこれだ!!!

なんか、改めて文章にすると大したことない気もするけど、個人的にはすごく目からうろこの気づきで!!!

2の「買ってきたものをしまうときに、一週間の献立を考えリスト化する」のは、やってみて本当に効率が良かったのでお勧めしたいです。

記事の後半で、詳しく触れていきます。

 

さて、この理想を実施するために、ちょっと手の込んだことをした方がよさそうだなと思ったのが「献立のリスト化」について。

メモとかでもいいと思うんですが、ひだかは献立考える→買い出しのパターンを試したときに、メモを冷蔵庫にペッと貼り付けるだけだとうまくいかなかったんですね。

多分、メモの存在感の薄さと、変更したときの書きなおしにくさと、ビジュ。

ビジュ大事ですよ、モチベ上がるか上がらないかがかなりかかってきますから。

献立&食材管理用ボードを壁に穴を開けずに設置する

てことで、専用の管理ボードを設置することにしました。

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ここに欲しい。この左のめっちゃ余ってるスペース、壁。

 

冷蔵庫に貼り付けてもいいと思うんですが、我が家の冷蔵庫はもう一杯なもんで…

マスコット系マグネット好きなんだ…

てことで、壁にボードを設置する方向で行きます。

もちろん、賃貸なので穴はあけないように考えて作っていきます。

 

材料

すべてDAISOでそろいました。ほんとなんでもあるよね…。
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左上から

  • 超強力マグネット 2セット(ボードにつける用と、壁につける用)
  • ブラックボード用ペン2色
  • ブラックボード
  • マスキングテープ3mm幅(ボードにライン引く用)
  • マスキングテープなるべく幅広いの(磁石を壁に貼り付ける用)(写真に写し忘れました)

です。

あとは、強めの接着剤があるとなお良し。

 

雑だけど、設計図も一応書いてました。書くほどではなかった気がする。


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この雑な設計図を元に実際に作っていく

 ①ボードに線を引く

マスキングテープの色を、白にするかグレーにするか迷いました。

悩んだ結果、ペンの白と区別したかったので、グレーのマスキングテープで線を引くことに。


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こんな感じ。

3mm幅のマステは、なんか生産数が少なくなってきている的なことがあるらしい(?)ので、最近あまり出会えません。めっちゃ好きなんだけど。

 

②文字を書き込む

必要な文字を書き込みます。

我が家は日曜に買い出しですが、日曜はよく総菜で済ませちゃうので月曜スタートで。


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曜日のアルファベットはマステで頑張った。割と大変でした。

手書きでいいと思います。シールでもいいと思います。お好み。

 

③ボード側にマグネットを取り付ける

うまく作れるかどうかのカギを握っているといっても良い、超強力磁石。

写真の左側の白いところ、ボードの裏なんですがここ磁石がくっつくんです。

ガムテープだけで止めるのであればあまり気にならないかもしれませんが、接着剤を使用してくっつけるときは磁石がボードの方に吸い寄せられないよう注意してください。

接着剤を塗って、磁石おいて、上からガムテで覆う。

これが結局一番いい気がします。


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こんな感じに。

磁石がとても強いのでボードのサイズによっては、磁石を2か所だけにしても支えられるかもしれません。

が、その磁石をマスキングテープが支えられるかという問題があるので、4隅に4か所きっちり磁石を用意して、マスキングテープにかかる力を分散させましょう。

※撮影時、ケチって2か所しか磁石を付けずに製作したら、一応完成したものの翌朝見事にマステがはがれて落下してました。

 

③壁側のマグネットを用意する

いきなり壁には張りません!

まずは、ボードの磁石がきっちりくっついたことを確認して↓こんな↓ふうに。 


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さっきボードに接着した磁石の上に、柄のついている方を下にしてマスキングテープを置き、マスキングテープを磁石で挟むようにもう一つの磁石を磁力でくっつけます。

これを4か所ともに実施。

マスキングテープは、超強力磁石を壁に貼るようのものなので、幅広のマスキングテープを使いましょう。

 

④壁にボードごとばん!

磁石でマステをサンドウィッチ出来たら、そのまま壁にばん!


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赤丸の裏に磁石がいます。

ボードを少し持ち上げながら、しっかり壁に貼り付けてください。

4か所です。4か所ともしっかり貼り付けましょう。

再三になりますが、撮影時は磁石2か所で作ったものの、マスキングテープがボードの重さに耐えれず翌朝には落下しました。

※反射で写りこんでるので、これ以降モザイク

 

⑤ボードをいったん取り外す

壁側の磁石を壁に残したまま、一度ボードをとり外します。


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磁石強いので慎重に外しましょう。そして再三ですが、ここの時点で磁石4つが壁に張り付いているのが望ましいですよ!2つだとよく朝落ちて(ry

えー、このやり方だと、壁で受け止める側の磁石を貼り付ける際に、貼る位置を計測しなくていいので楽です。

 

⑥磁石の貼り付けを補強するついでに壁をデコる

磁石をしっかり貼り付けようと思うと、ボードの裏側に収まる範囲のマスキングテープでは足りません。

どうせ見えるところにマスキングテープがはみ出すので、ついでにデコります。

といっても、縁取るくらいですが。


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⑦磁石の位置が大丈夫か確認しつつボードを戻す

ボードを戻したら完成!!!


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※相変わらずモザイク

あれ、ペンどこにおこう? 

と、ここでなったので、チャチャッと作ります。

 

⑧おまけ:ペン置きをつくる 

軽めの入れ物にしたかったので、手近なビニール袋を使いました。


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口が重さで閉じないように、補強用に棒を貼ってその上から磁石を真ん中に貼ります。

ここでも、接着剤とガムテープ併用です。 

ちなみに、ここで使った木の棒もDAISOの「木製スティック」。

アイスの棒のやつですね。


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この一本のために買うのも…なので、割り箸でも良いのではないかと。

 


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ボードと同じ要領で、壁に貼り付けて完成です。

こちらは軽いので、製作から1週間経ちましたがまだ一度も落ちてません。

 

全体像

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全体としてはこんな感じ。縁取ったマステは、角を切りそろえました。

書き込んで使ってるところを上げようかとも思ったのですが、自分が映り込んでどっちみちモザイクかけることになり、何が何だか分からなくなるのでやめました。

 

実際に使ってみてよかった点

とりあえず、モノトーン系好きなのでブラックボードというツールを入れただけでもちょっとテンション上がりました。笑

実際に食材を見ながらだと考えやすい

記事冒頭で述べた「買ってきたものをしまうときに、一週間の献立を考えリスト化する」ことの利点です。

買ってきたものをしまうときに献立を記入することを想定していたのですが、まずそれが大正解!

買ってきたものは必ずこのタイミングで手に取りますよね。

だから、用途を決めて買ってきたものの献立はすぐに書き込めて忘れない。

豚バラしまって~大根しまって~…あ、豚バラ大根しよう!のように、実際に手に取るからいつもに比べてスムーズに献立が思いついたり。

ク〇クパッドを検索しまくる時間を、買ってきたものをしまうタイミングにまとめよう!と思って始めてみたことでしたが、検索する回数自体が減りました。

献立の共有ができるから質問攻めにならない

ご飯何?系の質問って、案外ストレスになるものです。

我が家はパートナーからたまに聞かれるくらいですが、それでもタイミングが悪いと理不尽だとわかりつつイラっときます。(今考えてるんやけど…的なタイミングとか)

これ、お子さんのいらっしゃるご家庭だとさらにストレスになってそう…。

河内瞬さんの下記のブログを読んで、改めて「ストレスだよね…」の思いを確認しました。

www.kawauchisyun.com0

先回りして書いておくと、聞かれることが減りそうな、まだましになりそうな気がします。

献立についての思考負担の分散

我が家は「どうしても思いつかないところ空欄にしとくからー」と伝えているのですが、「じゃあ〇〇食べたい」などの献立案を返してくれたりするので、献立を考える労力の分散にも使えそうです。

使いたい材料は決まってるけど…な時は、その材料だけ書いて「献立募集!」と書き込んでみたり?

お題として材料を提示し、提出した献立が一番素晴らしい(作りやすい、買い足しがない…など作る人基準でベスト)と選ばれたらお肉多めにする…とか?

どうなんでしょ、我が家は人数的にお題方式は意味なさそうですが…。

 

今週はもう献立考えなくていいわー!の解放感

一番の利点は、やはりこれです!!!

この利点のためにやったんだから、実際に使ってみて解放感を感じられてよかった!

全く考えなくて良いというわけではないのですが、考える時間が一気に減ったのは本当にうれしい。

今までは、昼食を食べながら「晩御飯なにつくろ…」って考えてましたからね…一食完成させて食べているということは、献立に使えるネタが一つ減ったということですからね…。

目の前の食事に集中できる嬉しさよ…!

 

実際に使ってみて感じた欠点

欠点としては、これ。写真を見てください…。


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普通に文字消したらこなこなしてしまうこと。

キッチンでこれはあまりよろしくない…ホワイトボードにすれば、この問題はほぼないかと思います。

しかし、自分は黒いのがいい!!!

ので、水を含ませたキッチンペーパーで1回拭いて、乾いたキッチンペーパーでもう一回拭くことにしました。これならこなこなしません。

ただ、2度拭きで消すことを手間に感じて続けなくなっては元も子もないので、もしかしたらホワイトボードで作り直すかもしれません。

色にこだわりがない方は、最初からホワイトボードで作ることをおすすめします。

 

大事なのはすぐ見えるところでリスト化すること

使える食材を実際に目の前において、何なら手に取りながらだと献立が非常に考えやすくなりました。

実物がある方が、やはり単純にイメージしやすいんでしょうね。

献立を考えたついでにできる下ごしらえもできちゃったら、その週はもう無敵な気分です。

けれど、下ごしらえまでやっても何を作るつもりだったのか忘れたら意味がありません。割とよくやらかしてたんですが、自分だけですか…?

なので、見える形でのリスト化を忘れると意味がありません。

特にこの記事に共感してくださってる方は献立に関してひだかと近しい感覚がある場合も多いと思うのですが、頭の中だけで考えても忘れてしまいませんか?

 

お店で献立を考えながら買い出しをして、考えた献立はスマホのメモに…ということもしてみましたが、うまくいきませんでした。

だって、そのスマホの中のメモを見るの忘れて献立を悩み始めてしまうから。

献立を考えるという行動は、すでに習慣づいています。

一方で、「あらかじめ立てた献立を確認する」という行動は、まだ習慣づいていません。

けれどせっかく考えた献立を活かしたいので、無理にでも習慣化する手立てを打つ必要があります。

 

その手立てが見える形でリスト化するというやり方です。

我が家がボードを設置したあの位置、キッチンに用事をしに来たらいやでも目に入る位置なんです。

ということは、あらかじめ立てた献立の存在はキッチンに行くたびに思い出されるし、買い出しから帰ってきたら献立を考えると決めたということも、冷蔵庫に近づけばボードが目に入るので思い出します。

設置してから1週間以上がたっていますが、今のところ献立どうしようと日常的に考える必要がなくなってかなり気が楽です。

 

今後の改善点

ボードそのものというか、マステの接着力ですね。

磁石の数を増やした後も、大きめのボードを使用したからかじわじわとマスキングテープがはがれて浮いてきます。

気づいたときにグッと張りなおせば落下しませんが、1度夜中に落ちてしまっていました。

ボードそのものを軽いものに変えるか、磁石をもう1セット分増やすかすればいけそうな気もしますが…。

穴をあけないように壁に額縁などを飾るツールも販売されているので、ケチらず素直にマステで貼り付けるのはやめようと思います。笑

 

「結婚」とは「印籠」のようなもの~バレンタインデーに行われた同性婚訴訟全国一斉提訴に寄せて

結婚指輪

フリーでご提供いただいている写真を「結婚」で検索したが、男女モチーフのものしか見つけられなかった。

今週のお題「わたしとバレンタインデー」に合わせて現在進行形で作っているチョコ系お菓子のことでも…と思ったが、バレンタイン絡みならこっちの方が大事な話だと思うので、お菓子のことは置いておく。

 

2019年2月14日、「同性同士のパートナーであっても『結婚する』という選択肢を選べるように」と、全国各地で13組のカップルが国を一斉に提訴した。

marriageforall.jp

この訴訟を応援するための署名活動も行われていて、現在(2019/2/14 19時現在)もまだ署名可能なよう。

www.change.org

 

ひとりの性的少数者として、今日はこの話題に触れておこうと決めていた。

決めていたんだけれども、うまく言葉にまとめられるかはあまり自信がないのが正直なところ。

 

この記事では、日本で婚姻届けを提出し結婚した一人の性的少数者の、「実際に結婚をしてみてどう感じたのか」という雑感を書こうと思う。

 

LGBTと言っても、性的少数者(セクシュアルマイノリティ)といっても、他のあらゆる言い方をしたとしても、個々人で考え方・とらえ方は違うということを念頭に読んでいただければ。

 

 

前提としてひだかこうのセクシュアリティ

当ブログのABOUTにもざっくり書いているが、大きなくくりでいうとひだかは「トランスジェンダー」である。

トランスジェンダーというと「性別適合手術をして戸籍を変更する」というイメージとセットで語られることが多いが、全員が全員そうというわけではない。

ひだかは「性別適合手術をして戸籍を変更する」に当てはまらないトランスジェンダーだ。

出生時から戸籍上の性別は女だし、これから男に変わる予定もない。というか、結婚したのでもう変えられない。(この辺が気になる人は「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」を調べてみてください。機会があれば、当ブログでも詳しく触れます)

性自認はXジェンダーに近い

女ではない。ということは断言する。いつでも断言できる。

ただ、男であると断言できるかというと、場合によるというか、ケースによるというか…で、「男女の二択しかないなら男だな」という感じ。

正確に言えば「男である」と名乗るのも気疲れすることがあるので、Xジェンダー(男女どちらの性のあり方にも当てはまらない生き方を選ぶ人)に近いのだと思う。

性指向はパンセクシュアル

そして性指向は「パンセクシュアル(全性愛者)」である。バイセクシュアル(両性愛者)との区別をよく質問されるのだけれど、

  • 【バイセク】男か女かどちらかであれば性指向の対象となる(男か女かであることにこだわる)
  • 【パンセク】性指向の対象になるかならないかの基準として、性別にこだわりがない(あるいはこだわりが薄い)。中性的な人も性指向の対象になる場合も、パンセクを名乗る場合がある。

という感じ。

自分は「性別にこだわりがない」という説明が一番しっくりくる。

多くの人が性指向の対象になるか・ならないかの基準として性別を置いているところに、違う基準がある感じ。いまだにこの基準をうまく言語化できないけれど…。

人間とみればだれでも「好き!=恋愛したい」となるわけではなく、恋愛したいに結びつく好きと全く結びつかない好きが確かに存在している。

まとめると

一言でまとめるなら「男性よりのXジェンダーで、パンセクシュアル」ということになる。

項目ごとに整理すると以下だ。

  • 【戸籍(制度上の)性別)】女性
  • 【性自認】男性よりのXジェンダー
  • 【性指向】パンセクシュアル(全性愛者)。性指向になる・ならないの基準に性別を用いない。

この3項目だけで説明しきれているかというと、セクシュアリティはもっと複雑で多次元的に展開しているものであり、不十分な説明であると思う。

しかも、セクシュアリティというものは、一生変わらないもの…なんてことはない。

セクシュアリティは流動的で、この記事を自分で見返したときに「セク今と違うしw」となる可能性だってある。(このことはまた書きたい)

ただ、今回は「結婚」についてがメインテーマなので、最低限必要なこの3項目のみにとどめておきたい。

性的少数者だから結婚できない、というわけではない

リアルでもたまに「え、(ひだかが)結婚できるんですか?」と聞かれることがあるので、念のため補足しておく。

そもそも制度的に結婚できない(カバーされていない)状態に陥りやすいのが、性的少数者であることは確かだと思うが、絶対に結婚できないわけではない。

現に、自分が結婚しているし。

今回「同性婚訴訟」となっていることからもわかるように、同性同士のカップルが結婚することは想定されていなかったため、制度の上でカバーされておらず結婚できないという現状がある。

ただし、この同性同士というのは「戸籍上同性同士」のことである。

自分が結婚できたのは、「これからずっと一緒に生きていきましょう」となった現パートナーが戸籍上異性に当たる相手だったからでしかない。

パートナーは「シスジェンダー男性(戸籍の性別、性自認ともに男性)」なので、ひだかのセクシュアリティがどうであれ、ひだかとのパートナ関係は戸籍上異性カップルだ。

だから結婚できた。互いの性自認を照らし合わせると、「男性」と「男性よりのXジェンダー」という、性自認的には異性のカップルと言い切れなくても結婚できた。

 

過去にシスジェンダー女性(戸籍の性別、性自認ともに女性)とお付き合いしたことがある。

彼女との関係が続いて入れば、「女性」と「男性よりのXジェンダー」という今よりも異性同士のカップルに近い関係だったが、戸籍上は同性同士になるため結婚は選びたくても選べなかった。

 

記事上部でリンクを張った署名にはもちろん署名させていただいたのだが、自分が同性婚に賛成する理由の一つとして、生活実態に関係なく結婚できる現実があるのに、制度上の性別だけである特定層が婚姻制度から排除されていることが不均衡であるとしか思えなかったから、というのがある。

この思いは、自分自身が婚姻制度でパートナーシップを守られる側になってから、より一層強くなった。

半同棲~婚姻制度を利用し始めてまでの変化

一緒に暮らしていくことを意識し始めたあたりの頃からを振り返ってみたい。

半同棲期

互いに一人暮らしであったが、大半をどちらかの自宅で過ごしていたころ。

区切りをつけて同棲し始めることへの同意を確認してからは、二人分まとめて申し込めるものは一緒に申し込むようになった。

このころ二人そろってノートパソコンを買い替えたのだが、その支払いをパートナーのクレジットカードにまとめたのが一番額が大きいだろうか。

当たり前だが、クレジットカードは本人名義のものしか使えない。

窓口で手続きをしたのだが「パートナーの名義で二人分申し込むのであれば、家族などでなくてもよい」とのことだった。

パートナーの同意のもと(ひだかの支払い分はパートナーの口座に後日振り込んだ)、二人分のパソコン及び関連代金をパートナーのクレジットカードで支払った。

そして後日。

よくある「このプランを一緒に申し込めば安くなるよ!(初月無料だから、いらなければあとで自分で解約してね)」パターンで価格を抑えたので、そのおまけプランの解約手続きが必要だった。

たまたま自分の方が時間があったので、二人分の解約手続きをひだかがしようとしたのである。

電話して前述の契約の経緯を説明し、代理で解約手続きをお願いしたいと申し出たが、案の定ダメだった。

名義人本人でないとできない、ご家族なら代理手続き可能ですが…とのこと。

まあ、このころは制度上他人だし「もしできたら楽だよな」で電話をしたので、後日パートナー本人に解約手続きをしてもらった。

同棲期

自分たちで決めていた区切りを迎えたので、同棲を始めた。

もちろん、まだ制度上は他人同士である。

ひだかの外見は「人によっては第一印象男」「人によっては迷うくらい」なのだが、声はまんま女性である。ホルモンもしてないので、そらそうなのだが。

二人で出かけるとたまに怪訝そうな視線を感じることがあるが、ひだかが喋れば一発でその視線が消える。

つまり、喜ばしくもなんもないのだが、他者からは「普通の」男女のカップルと認識されるということだ。

(他者からの無粋な視線、態度をぶつけられないこと等はもちろん喜ばしい)

一緒に暮らし始めたということで、半同棲期のパソコンのように、「二人分をどちらかの名義で申し込む」ということが増えた。収入のことなどを鑑みて、大半がパートナー名義である。

そして契約にかかわる手続きを、名義人ではないがひだかがやれた方が便利だよな…という場面が再び訪れた。

パソコンの時に一度断られているので、この時もダメもとでひだかが電話をかけてみた。

結論から言うと、手続きができてしまった。

何度も言うが、まだ制度上は他人である。

住んでいる家に関することであれば、同居人として届け出ているのでカップルでなくてもできるのではないかと予測する。(そもそもの入居時のハードルの高さの違いはある)

けれど、それ以外の家に関係しない「二人の関係性を届け出ていないこと」に関しても、代理の手続きができてしまった。

  • 一緒に住んでいること
  • パートナーであること

を説明する必要はあったが、電話越しの口頭説明だけでOKだった。

半同棲のころは名義人とのつながりを確認するため(?)の、名義人の個人情報の質問すらしてもらえなかったのに。

何かトラブルがあった場合は後日名義人本人に確認が行くのだろうけども、拍子抜けするレベルで代理手続きが通ってしまった。

いくつかこのような手続きをしたのだが、いまだに引っかかっている言葉がある。

「つまり奥様なわけですよね、なら大丈夫ですよ」

奥様だと認識される声だったから、代理手続きできたのだろうか。

ちなみに、同じ意味合いの言葉は複数箇所から言われた。

代理手続きができた理由は、「一緒に住んでいるから」だけではない気がする。

婚姻届けを出してから

ここはもう詳しく書くまでもないと思う。

同棲していたころ、制度上他人なのに「つまり奥様」と認識されたから、制度上は他人の頃でも代理手続きができた。

それならば、もっと簡単に代理手続きできるようになるのでは?と思って、試しに使ってみた言葉がある。

「名義はなんですが…」

戸籍上の続柄は間違いなく夫なのだが、自分だけでなくパートナーも性別役割を想起させる言葉を自分たちにあてはめないタイプなので、普段夫だ妻だなんて言ったことがなく、違和感がありすぎて変な笑いをこらえるのに必死だった。もちろん、ひだかの性自認的にも「妻」とそれに類する言葉は使いたくない。

けれども、「夫」という婚姻関係を想起させる言葉の効果はてきめんだった。

  • 一緒に住んでいること
  • パートナーであること

すら説明せずに、代理手続きに勧めたのである。(もちろん、必要な時は名義人の個人情報確認があるが)

 

法律婚は「パッケージ」である

法律として、制度としての「結婚」が何なのかについては、以下の記事がわかりやすかった。

www.bengo4.com

記事中で南川弁護士が

…意外と皆さんもあまり深く考えたり意識していことがないかもしれませんが、異性同士で法律婚する場合には、当たり前過ぎてほとんど意識しない権利や利益、機能が「法律婚」には自動的にパッケージで付いてくるのです。

「同性婚? 必要ないでしょ」という反対意見を違憲訴訟の弁護団にぶつけてみた - 弁護士ドットコム より

と述べられているが、「パッケージである」ということは実際に婚姻届けを受理され、結婚して、ひしひしと実感する。

ここまでで述べた代理手続きが簡単であるという例は、パッケージの中のほんの一部分でしかない。

制度に関することはこの記事なんかよりもずっと詳しい上記記事を見ていただくとして。

 

「結婚」とはパートナーシップの印籠である

実際に結婚して、法律婚の恩恵を受けて、「結婚」は水戸黄門さまが掲げる印籠のようなものだなと感じた。

「名義は夫」という「結婚していますよ」と察せさせる言葉を出したら、代理手続きがスムーズにいったのが、いい例かと。

この時も手続きは電話。顔の見えない口頭のやり取りのみ。

実際に結婚しているという証明は一切していないし、なんなら「結婚している」と明言すらしていない。

 

劇中で出会う人々のほとんどは水戸黄門さまの顔を知らないはずだ。

けれど、あの印籠は信用できるもの(水戸黄門が持っているもの)というのが常識として広く周知されているから、「これが目に入らぬか!」と掲げるだけで「この方は水戸黄門さまである」と信じてしまう。

その印籠が本物であるという証明は、一切されていなくても。

 

結婚してそう…と想像さえできれば、顔の見えない赤の他人であってもパートナー関係にあることを信じてもらえるわけである。

もちろん非常に大きな契約だったりすればもっと厳しくて、制度上婚姻関係にあると証明しても代理手続きは難しくなるだろうが、日常生活の上ではそのような場面はほとんどない。

多くの場合で、

  • 法律婚が可能な組み合わせである
  • 婚姻関係を察することのできる言動がある

だけで、公的な婚姻関係を証明する手続きを踏まずとも、法律婚の恩恵を受けられてしまうのだ。

日常の小さなことであればあるほど、場合によっては「法律婚が可能な組み合わせである」だけでも恩恵が受けられてしまう場合がある。

 

小さくても差別は差別

代理で荷物を受け取ったり、代理で手続きをしたり、夫婦(カップル)だからと割引を受けられたり…一つ一つは小さなことだが、法律婚を選べる(選べそうだと思われる)立場であるから受けられる恩恵は数多くある。

きっと、恩恵を受けることに慣れてきてしまった自分では、気が付けなくなっていることもあるだろう。

ひとつひとつのことは小さくて、だからひとつひとつは恩恵がなくても大きく困ることがなくて…工夫すれば何とかなってしまうかもしれないし、実際に工夫してらっしゃる方も多く存在するはずだ。

「結婚するかしないかを選べない」ということがそもそもとても大きな差別であるのだが、それに付随する日常の小さな差別の存在も忘れずにいたい。

 

「結婚」の選択の自由を意識の上でも

今回の同性婚訴訟がなされる上で、1点気を付けて考えなければならないなと思う点がある。

先ほど引用した記事「同性婚? 必要ないでしょ」という反対意見を違憲訴訟の弁護団にぶつけてみた - 弁護士ドットコムでも述べられているように、この訴訟の趣旨は「結婚する・しないの選択肢をすべての人に」というものだ。

 

「そこまでして結婚したいのか?」という人がいますが、別にすべての同性カップルに結婚を推奨しているわけではなく、そもそも選択肢として存在しないのがおかしいという考えです。無理に結婚をする必要はありません。ただ、必要とする人にその権利をあげれば良い。

「同性婚? 必要ないでしょ」という反対意見を違憲訴訟の弁護団にぶつけてみた - 弁護士ドットコム 「弁護団が「結婚の自由をすべての人に」と掲げる理由」より

 

 「制度上に選択肢があるかどうか」という点においては、この話題の中心は戸籍上(制度上)同性同士のカップルである。

しかし現実として、「結婚するかしないかの選択肢を」ということは、戸籍上異性同士のカップルもまだまだ議論されなければならない。

制度上選択肢が用意されていても、周囲から結婚に関する圧力のある言葉を投げかけられる場合がある。

いつになったら結婚するのか…といった「結婚しろ」という圧力。

結婚に向いてないよ…といった「結婚すべきでない」という圧力。

これらの言葉が存在しているままでは、制度上選択肢があっても、当人の本意とする選択肢を選べないケースが出てきてしまう。

 

結婚の自由をすべての人に。

一言補うなら、結婚に関する選択の自由をすべての人に。

 

「同性婚」と話題になっている訴訟だが、結婚そのもののあり方の議論の活発化につながればいいなと思う。

 

その先にあってほしい議論

婚姻関係、ひいては家族の在り方について性別の組み合わせ以外の点についても、どんどん議論になっていってほしい。

すでに多くの方が動いていらっしゃる、ふうふ別姓についてもそうだ。(あえてひらがなで)

個人的には、なぜ結婚(という名の個人同士の連帯による共同体の結成)が二人組でないといけないのか、という点も長年の疑問である。

あと社会通念的なものに対する疑問になるが、なぜ結婚(という名の個人同士の連帯による共同体の結成)は「愛し合っている者同士(多くの場合性的にも愛し合っていることを前提とする)」でするものとされるのか、という点も長年の疑問である。

選択肢が増えた方が、便利だと思うんだけどなあ…。

 

寒い日の夕飯におすすめ!「きのう何食べた?」の鶏手羽先水炊きを手羽元で作ってみた

↓この↓記事で「冬の献立は鍋鍋鍋鍋…と考えてしまいがち」と触れたのですが、例にもれず先日も鍋でした。

www.3days-bose.com

「鍋なのはいいけど、ちょっと変わり種したいな~…ただしあまり手のかからないやつ。」

と、ぜいたくなことを考えながら買い出しに行っていたのですが、ふと思い出したのが「きのう何食べた?」の中で登場していた水炊き

大体の材料は覚えていたので、そのまま必要なものを買っていざ!!

※我が家は水炊き及び水炊きっぽい鍋の頻度が少ないので、変わり種枠扱いです。

 

よしながふみ先生の「きのう何食べた?」ってこんな漫画

「きのう何食べた?」はよしながふみ先生の代表的作品でもあると思うんですが、念のためご紹介。

弁護士の筧史郎(シロさん、主に作る人)と美容師の矢吹賢二(ケンジ、主に食べる人)のふたりの生活を、日々の食事を中心に描いた漫画です。

morning.moae.jp

二人はゲイカップルなのですがそこをことさら取り立てるでもなく、あくまでも「とある家庭の出来事」として描かれている作品。

もちろんゲイであるからこその悩みが描かれることもあるんですが、悩んだり対話で解決したり…という姿は、「いわゆる普通の人」と何ら変わりません。

食事がおいしそう・レシピが参考になる、という点も激プッシュしたい理由ですが、この「ゲイであることが理由で、特殊な人になるわけではない」という点を丁寧に描いているところもお勧めしたくなる理由です。

そしておそらく狙って描かれているのですが、作中の時間の流れは現実の時間の流れに合わせられています。

なので新刊のコミックスを購入するたびに、友人の近況を聞いているような、そんなほっこりとした気持ちになれる作品です。

シロさんの友人のお孫さん(ごろーくん)とか「ああ~~大きくなったね~~~~!!!」って、めっちゃ笑顔になります。笑

 

西島秀俊さん・内野聖陽さん主演でドラマ化も

先日にはドラマ化も発表されて、放送が始まるのをとても楽しみにしてるんです…!!

普段はドラマというものを全く見ないのですが、もう、キービジュアルの再現度すごくないですか!?となって、見る気満々に。

www.tv-tokyo.co.jp

テレビ東京系列で、2019年の4月クールから放送開始だそうです。

キービジュアルは、3巻の表紙がもとになっているのかな?と思っていましたが、ドラマ公式では別のイラストが添えられていますね…。

なんにせよ、非常に楽しみ……!!!

個人的には、ジルベールことワタルくんがどんなふうになるのか、とてもとても気になります。笑

 

シロさんの「鶏手羽先の水炊き」:材料

さあ、やっと作っていきますよ~~!!

鶏手羽先の水炊きが登場するのは、「きのう何食べた?」第3巻#20です。 

シロさんの勤務する法律事務所に、司法実習生の長森さんがやってくるエピソードですね。

 

以下、材料です。

  • 鶏手羽先:1パック
  • 酒:100cc
  • 水:たっぷり
  • 昆布:だし用(今回顆粒だしで代用しました)
  • 他 お好みの具材

 

他の具材ですが、シロさんは

  • 白菜
  • 水菜
  • 長ねぎ
  • 豆腐
  • しいたけ

を用意していました。

あとは付けダレとして、ポン酢と柚子胡椒。

 

実際に作っていきます

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はい、鶏手羽元!!! 

シロさんの真似っ子をしようと思って鶏肉コーナーを覗いたものの、安さに負けて手羽元を買ってきた結果です。

いいんです!!!

だって!!本編でもシロさん、もともとは骨付きの鶏ももぶつ切りで作るとか言いつつ、鶏ももぶつ切りがなかったし、買い出しに行くにも疲れてたしで、たまたまあった手羽先に変えた末のレシピですから!!!

…ぜーはーぜー……

家にあったもの、安いもので、めんつゆなどに頼って「ラクしつつもおいしいごはん」というシロさんの姿勢を見習うということにして作っていきます!

 

①肉だけを煮込む準備

  • 鶏手羽先(今回我が家は手羽元)
  • だし用昆布(今回我が家は顆粒だし)
  • たっぷりの水(お湯じゃないよ)
  • 酒100cc

を鍋に入れます。


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酒は体積あたりの重さが水と変わらない(100cc=100g)ので、キッチンスケールに鍋ごと乗せて測ると、洗い物が少なくて楽です。

 

②アクをとりつつ弱火で40分煮込む

冷たい水のまま火にかけたところから数えて、40分ほどコトコトと煮込みます。

ふつふつしだすと一気にアクが出てきたので、掬い取っていきましょう。

鍋そのものの味付けが「ダシ!!!!」なので、なるべく丁寧にアクをとれるとよいです。


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アク取り用の何かなんてないので、適当なざるですくって水を張ったボウルですすぐ、またアクをすくう…を数回。

ここで煮込む時間をしっかりとれるかどうかで、食べるときのお肉のホロホロ具合、身のはがれやすさが決まります。

 

③煮込んでいる間に具材を用意する

ホロホロお肉がいいから煮込み40分頑張りますが、手持ち無沙汰はもったいないし、鍋を火にかけていてどうせ離れられないので、この間にほかの食材を用意しましょう。


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今回我が家は

  • 白菜5分の1くらい(ざく切り)
  • しいたけ 4つ
  • 木綿豆腐 半丁

を用意しました。

けど、40分ってこれを用意してまな板とかの洗い物をしても、まだまだ時間が余るんですよね…。

 

なので、料理をする際の自分ルールの一つなのですが、

煮込み系など火にかける時間が長いものは、

冷凍ストック用の具材も切ってしまう

というように決めています。

画像の下の方においてあるジップロックのやつが、この自分ルールに沿って用意したやつですね。

今回は、

  • 白菜⇒実際は4分の1強を切って、今回使わない分を冷凍ストックに
  • 豆腐⇒実際は1丁を8等分にして、今回使わない4切れを冷凍ストックに

しています。

冷凍すると食感が変わりますが、スープや煮物など、食感が変わっても問題ないと思える使い方があるので問題ありません。

今回、白菜はスープ用に、豆腐は煮物用に冷凍しました。

豆腐の冷凍の仕方は、この記事が詳しいですよ。

amanoshokudo.jp

 

④残りの具材も入れる

煮込み始めて40分経ったら、先ほど準備した具材を入れていきます。

肉に完全に火が通ってしまっているので、キノコ類だけ気を付けつつ、ここからの加熱時間はお好みです。

 

完成!!手羽元ほろほろです

できました~~~!!!

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二人分、そしておじやも控えているということで、気持ち軽めです。

我が家はくたくたが好みなのと、単純にパートナーの帰宅がこの日遅かったのとで、めっちゃ煮込んで白菜もとろとろでした。

あつあつのうちに、ポン酢でいただきます。

実は骨付き肉で水炊きをしたのは初めてだったのですが、骨のついていない鶏もも肉で作るよりも鶏のだしの味がしっかりして美味しかったです…。

 

シメのおじや!

手羽元を一本だけ残して肉をほぐし、シメのおじやを。(肉見えないけど)


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おじやのレシピは以下。

  1. ごはん1~1.5膳分をざるで水洗いし、粘り気をとる。(さらっとした仕上がりになります。もったりした方が好きな人は、洗わずにそのまま)
  2. 鍋の残りにご飯を投入して、火にかける。
  3. 調味料で味を調える。(ダシがかなり出ているので、我が家は醤油のみ)
  4. ふつふつしたら卵1個分の溶き卵を加えて、卵がお好みの硬さになるまで加熱したら完成。

作中でケンジも言っていましたが、ダシを吸ったおじやって、本当に鍋の醍醐味ですね…おいしい…。 

けど、水炊きはやっぱりおじやだなあ。

 

レシピ本としてもおすすめの「きのう何食べた?」

今回は、第3巻から鶏手羽先の水炊きを、手羽元に変更して作ってみました。

物語としてのおすすめポイントは最初に書いた通りです。

それに加えて「きのう何食べた?」は、どのエピソードに出てくる料理もおいしそうで、材料も手順も書いてくださっていて、本当に献立の参考になります。

 

今回は水炊きを紹介させていただいたのですが、作中には追加のアドバイスなんかも出てくるのでぜひ読んでみてください!

ドラマもみましょうね!!!!!

 

 

 

シチューのルウは食べるべきか

 クリームシチュー

 

冬になると、無性に温かいものが食べたくなるのは人のさがです。

個人的になのかもしれませんが、「あたたかい献立何にしよう」と考えるとたいてい、もつ鍋かちゃんこ鍋かキムチ鍋かミルフィーユ鍋か…みたいな思考に陥ります。

いや、楽ですけど。

鍋、楽でおいしいですけど。

 

とはいえ毎日鍋鍋鍋鍋…というわけにもいかないので、定期的に挟まれる献立の代表格がシチューです。

鍋は、パートナーとも好みが合うし食べ方が同じなので特にもめることはありません。

 

問題はシチューです。

レシピタグ付けてるけど、先日シチュー食べてこの話になったので、ちょっと書かせてください!

最後にお勧めのレシピ載せてるんで。笑

 

初めてルウをすべて残された日

忘れもしない、半同棲になってから初めての冬でした。

当時、お互いに一人暮らしだったのもあって、食事はどちらかの自宅で一緒に食べるのが恒例になっていました。

大体週3日ずつくらいにわけて、家主が食事当番。

 

ある日、パートナーから「シチューが食べたい」とリクエストを受けました。

バターで小麦粉から炒めるところから作りましたよ…まあ、市販のルウがあまり好みでないというだけですが。

 

とろみもうまくついて、焦げ付かせるようなヘマもせず、無事食卓にシチューを含めたすべての献立を並べました。

いつも通り滞りなく食事が進むはずだった…のですが。

 

パートナーの皿から、一向にルウが減らない。

具の部分はおいしそうに食べてくれているし、リクエストされて作ったのだから苦手なわけではないだろうし…

まあ、後から食べるのだろう、そういうのもありだろう。

と、思いながら見ていたら、ルウが一向に減らないまま「ごちそうさま」が発されたのです。

 

パートナー「シチューのルウって食べるとこ!?」

正直言うと、割とショックでした。笑

  • リクエストされたにもかかわらず
  • 作ったものを残されて
  • その理由も本人に聞けずじまい(これは自分がヘタった)

という状況だったので、ショックを受けるのは致し方ないですよね?!

実は自分の味覚が相当にずれていて、非常においしくないものを出してしまったのか…?とかも考えました。

けれど、同じ冬の間に再びシチューをリクエストされたので、まずかったわけではなさそうだと思い、二人で買い出しに出かけたときに尋ねてみたらこの答えです。

 

パートナー「え?あれって食べるところなん?!」

 

味覚じゃなくて、そんなところに感覚の違いがあったのか!!

変なもん食べさせたわけじゃなくって良かったけど…良かったけど…。

 

パートナー:シチューは煮物の仲間である

パートナーにとっては、シチューは煮物の部類に入るらしいです。

尋ねたときに、肉じゃがに例えて説明してくれました。具材もなんか似てるし。

肉じゃがの煮汁は口に入ったら入ったでおいしいものだが、わざわざ飲み干しはしないでしょ?

とのこと。

実はそれまで感覚の違いを感じなかったルウ系献立のカレーも、パートナーにとってはルウはわざわざ食べるものではなく、煮物と同じカテゴリなんだとか。

たまたまご飯とのバランスが、ルウをすべて食べきれる(飲み切れる?)具合になってたので気が付かなかったようです。

しばらくたった後日、気になってカレーの時にルウを多めで出してみたら、確かに残してました。

ルウは煮汁…そういう感覚もあるのか。

 

自分:シチューは汁物の仲間である

自分はシチューは汁物の仲間だと思っているので、ルウは何の疑いなくすべて食べます。

シチューが汁物の仲間なので、献立を組むときに合わせるのは温野菜などです。スープは付けません。

カレーは…どっちだろう…ルウも含めてカレーで、カテゴリもカレーですね…。

 

とはいえ残されるのは悲しい

作ったシチューがまずかったわけでもなく、もちろん意地悪しようとして残したわけでもなかったことが分かっただけでも安心しました。

そもそも食べるところと認識してなかったら、そりゃ食べませんわ。

とはいえです、作っている自分としては当然ルウも食べるものと思っていたし、長年のその感覚は抜けないので、説明を受けた上でも残されるのは悲しい…。

何度か作って、話をして、我が家でシチューは引きつづき作りつつも、

  • パートナーの分はルウを少なめにする(自分)
  • 他に理由がなければ、なるべくルウも食べる(パートナー)

というところで落ち着きました。

初めてルウをすべて残されてから数年が経ちましたが、たまにこの話題をいじりつつ、冬にはシチューを作ってます。

 

ルウは食べないよ(煮汁に近い感覚だよ)っていう人、結構いるもんなんでしょうか…?

 

おすすめレシピ:和風シチュー

レシピタグをつけたので、お約束通りおすすめレシピをのっけておきます。

我が家は大体これです。

 

cookpad.com

 

お借りしている元のレシピはクリーム煮なんですが、小麦粉以下のルウに当たる材料を増やして、シチューにして作ってます。

からしの風味がきいて、めっちゃうまい…!!

二人とも醤油味大好きなのもあるとは思いますが、本当においしいです。

普通のシチューに比べて、ご飯のおかずにもしやすいです。

 

多分、この冬の間に少なくとももう5回くらいは作るかなあ。

 

あ、元レシピの分量のままで作ったら、ルウ論争もないんじゃないか…???

カスタマイズ備忘録~テーマは「Brooklyn」をお借りしました

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「ブログのカスタマイズは沼だから、気を付けてね!」

「本文の更新が一番大事だから、ほどほどにね!」

 

はてなブログプロにして、独自ドメインにすることを決めてから、ブログのカスタマイズの仕方やなんやかんやについて調べまくっていました。

色んな先人の知恵が詰まった記事を拝見したんですが、体感としてほとんどの記事で触れられていた言葉。

 

ブログのカスタムは沼だから気をつけろ。

 

本日、身をもって知ることとなりました…

やばい…楽しい…気が付いたら一日終わってた……

 

かなりいじってみたのですが、これは本当に独力じゃ無理!!!

中高生の頃にHTMLの基本的なところと、コピペで組み立てられるくらいにはCSSを触ってたんですが、もう完全に忘れてました。

 

先人の知恵に、本当に本当に感謝です。

ハチャメチャに感謝しつつ、お世話になった記事を自分の備忘録としてまとめておきたいと思います。

 

お借りしたテーマ「Brooklyn」

www.notitle-weblog.com

 

ベースとしてお借りしたのは、SHIROMAさまの「Brooklyn」。

もう説明するまでもない、超定番となった人気テーマですね。

今後更新しそうな記事の雰囲気を考えて、色は結局変えて使わせていただいていますが、モノトーンのシンプルなカッコよさにまず惹かれました。

利用者数も非常に多いため、カスタムのヒントが多そうだな…と思ったのが、最終的な決め手です。

 

配色の参考

tsukuruiroiro.hatenablog.com

この記事は、ブログ以外のところでも絶っっっっ対に役に立つ!!!

普段お絵かき落書きはするものの、最近は万年筆一本と水筆という組み合わせばかりで、配色パターンを考える機会もなく…

そもそものセンスもないので、具体的にどのような印象を閲覧者に与えるのかを言語化して紹介してくださってるのが、とてもありがたいです。

カラーコードも書いてくださっているので、すぐにその色が使えるのも拝み倒すレベルに感謝。

 

カラー変更の参考

www.style-yry.com

配色を決めた後の実際に色を変える作業は、yRyさまの記事を参考にさせていただきました。

実を言うと、レズポンシブデザインの反映のさせ方を把握しないままいじり始めてたので、「最初にやるべきこと」でレスポンジブデザインについて触れてくださってとても助かりました。

正直に言うと、スマホから見て変わらん!なんで!?と5回は画面を更新してました…

コードがほぼ読めなくなっている人間にとって、コードの中にガイドを入れてくださってるのもしみじみありがたい…

 

 サイドバー・見出しの参考

mmorley.hatenablog.com

サイドバーの見出しはもともと吹き出しの形だったのですが、モーリーさまの記事を参考にさせていただいてカスタマイズしました。

コードのどこを変えたらこう変わる、というのをすべて画像の例示付きで解説してくださっていてはちゃめちゃにわかりやすい。

コードを読み慣れていないと、どの行も同じに見えて目が滑るので、番号を振り、しかも画像付きというのはありがたい以外の言葉がありません。

 

フォローボタン参考

www.yukihy.com

あーーー!!!めっちゃ見たことあるーーー!!!!

というボタンですよね。例外なくお世話になりました。

コードを貼り付けて、その時点で変化があるのかないのか、何も変わらないけど正解なのか…?

と、普段疑心暗鬼で進めていくので、「ここでは何も起きないよ!」と言い切ってくださる優しさに最大級の拍手を。

 

 「上へ戻る」の参考

demacassette2.hateblo.jp

ある程度見た目ですぐわかるカスタムは終わったかなー…と、動作確認をしていて物足りなさを覚えました。

スクロールがめんどい!!

あの、ひゅーんって戻るボタンは付けられるものなんだろうか…?

と想いながら検索してヒットし、ひとまず試させていただいたらあっという間に設置できました。

めっちゃ簡単でした、ありがとうございます。

 

多分、もうちょっといじります

以上の6記事にお世話になりながら、今日はある程度のカスタムを進めました。

何とか途中で切りをつけて、プライバシーポリシーを書き始めるとことまで来ています。

カスタムも収益化も、まずは先人の知恵にお世話になって進めていこうと思っているので、グーグルアドセンスに申請できそうなところまで整えるのが当面の目標です。

 

カスタムでお世話になった記事が新たに出てきたら、ここに随時更新していこうと思います。

はてなプロデビューだ!わああああい!!!!

実は念願だったプロ化、ついに

2016年に開設してから何度か更新が頓挫することもありましたが、最近の文章書きたい欲のふつふつとする感じがすごいので、ついにプロ化に踏み切りました!

独自ドメインももちろん取得。

まだまだ設定終わってないところもあるけれど、自分の城になってくる感が非常に楽しいです。

数日かけて、カスタマイズや設定をしていこうと思ってます。

ちまちまいじっていくの好きなので、すごく楽しみです。

 

中学生の頃にHTMLベタ打ちでサイト作ってたのを、思い出すなあ…

 

今やってと言われても、もうタグ覚えてないですけどね。

 

ブログの収益化も目指します

プロ化・独自ドメイン化に伴って、収益化も目指してみることにしました。

がっつり「ブログで月収ウン十万円!!」とかは、夢見る程度にしておいて…

お金かけて趣味としてブログをやることにしたわけなので、はてなプロ代とドメイン代ぐらいは稼げるようになったらいいなーと。

ブログ以外の場所でですが、最近お金をいただいて文章を書くことができるようになったので、WEBで通用する文章の書き方を勉強する!という意味でも、収益化は必要だと思いまして。

だって、数字として自分の文章の結果が見える、かつうまく書けたらご褒美(収益)がある方が勉強するモチベーションも上がりますもん!

 

書きたい内容のスタンスは変わりません

とはいえ、あくまでも書きたいことをぶわああああっと書きたくて作ったので、取り上げる内容を選ぶスタンスは変えずに行きたいなと思ってます。

あくまでも、自分の興味のあることを、自分がまずは楽しく書いていく!

頑張るのは、自分から半径5mくらいまでのまま、頑張ります。

【妖怪ウォッチ3】「びしゃがつく」ってどんな妖怪?

妖怪ウォッチ3のネタバレを含むので、見たくないかたはUターン!

 

待望の妖怪ウォッチ3。

メインストーリーをクリアしてから2週間ほどがたちました。

ひとまず置いておいたサブクエストなどの、ストーリー進行に関わらない物をやっと攻略中。

BジバニャンをやっとGETしました!

ああああかわいいかわいいよおおおお…等というハイテンションもつかの間。

なぜなら、そのあとにえんえんあぜみちのボス戦もクリアしたからです。

 

アップデートに向けてのレベル上げも順調に進んでいますので、手こずることはありませんでした。

ただ、怖い。

マジ怖い。

そんな、えんえんあぜみちボスのご尊顔はこちら

写真下手ですみませ…

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「妖怪ウォッチ3」より

 

 ひとりぼっちの帰り道

田舎の田んぼのあぜ道で

びしゃ びしゃ びしゃ

奇妙な音が ついてきて

背中のうしろに 追いついた

でも絶対に振り返ってはいけない。

真っ黒な口にぱっくり食われてしまうから。

「妖怪ウォッチ3」より

 

前作妖怪ウォッチ2のえんえんトンネルもなかなかに怖かったと思うんですが、あぜみちになって怖さ数割増しになったと思うんです。

絶対に夜一人の時にプレイできないなと思って明るい時間にやるようにしてたんですが、それでもかなり怖かった…

 

しかし、落ち着いてからなんとなく思いました。

あれ、こいつオリジナル妖怪じゃない?もしかして古典妖怪枠?

本当に何となく思ったんですが、そう思うと気になってくる。

ということで調べてみました。

 

別名「べとべとさん」

水木しげる先生がお好きな方は聞いたことあるんじゃないでしょうか。

丸っこい体に、大きな口と小さい足。

ノートのすみのラクガキですが、こんな感じの妖怪。


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ころころと転がっていきそうなフォルムで、びしゃがつくとは正反対にかわいらしいマスコットのような位置づけになっているべとべとさんですが、実はこの2妖怪、同類の妖怪なんだそうです。

 

どんな悪さをする妖怪なの?

することいえば「後ろから足音がついてくる」。

しかし「お先にどうぞ」と道の隅によって声をかけさえすれば、ついてくるのをやめてくれるのだとか。

一人で暗い夜道を歩いていると、後ろからついてくる。
「べとべとさん、先へおこし」と言って道をよけると
それからは足音がしなくなる。

【91】べとべとさん より

 

しかも、音だけの姿がない(一応気配は感じる)妖怪でまん丸フォルムも水木先生が想像で描かれたものなんだそう。

 

ちょっと不気味なだけで、何の害もないじゃないか!!

 

えんえんあぜみちを歩いている途中、BGMが消えて主人公以外の足音が増えている…という演出がありましたね。

あれがびしゃがつく(それとべとべとさん)の怪異なわけです。

やはりオリジナル妖怪ではなかったですね。

でも絶対に振り返ってはいけない。

真っ黒な口にぱっくり食われてしまうから。

「妖怪ウォッチ3」より

つまりこれは、ボス妖怪にする上で怖さを増すために追加された要素なのでしょう。襲ってきてくれないと、ボス戦になりませんしね…

それにしても、怖くなりすぎです…いや、もしかして怖がりすぎ??

 

ちなみに

べとべとさんとびしゃがつくの大きな違いは、その「足音」だそうです。

べとべとさんは普通の足音だけども、びしゃがつくは妖怪ウォッチのデータにもあったように「びしゃ びしゃ びしゃ」という「みぞれまじりの」足音をさせるそうです。

なのでべとべとさんに比べて、福井県など北国の方で怪異として伝わっているそうですよ。

 

 

びしゃがつくとご対面したわけですが

まだやっと7000mを超えたくらいなので、レア妖怪狙いでまだまだあぜみちを歩きます。

怖いけど…レア妖怪は欲しい…怖いけど…

びっくりする系の怖さというより、じわじわと怖い。

大人がやったほうが怖い気がするえんえんシリーズ、ちびっこたちはどのように楽しんでいるのか気になるところです。