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三日坊主のやりたがり

あれもしたい、これもしたい。自分から半径3m以内のあたりに興味が集中しています。

トイレ掃除と立ちションへの憧れと幻滅~そして現在

生活のあれこれ

www.taiyaki-oyako.com

 

少し前にTwitterのほうでこちらのブログエントリが回ってきまして、拝見しながらパートナーとの同居を始める際にちょっとした口論になったことを思い出しました。

我が家はちょっとややこしいので、まず我々のスペックを整理。

 

【著者】

女体ユーザー。竿はもちろんついていない。

性同一性障害」の診断持ちの、性自認はほぼ男性。

性別適合手術などの治療に関わる諸々の不都合不利益を鑑みた結果、女体で生活することを受け入れた。

 

【パートナー】

所謂「普通」の男性。竿もボールもあります。

立ちション派。

 

「男!」な感じがして立ちションへの憧れはあった

まだ性別適合手術をすることを視野に入れて、専門医のもとへ通っていたころ。

認めます。立ちションへの憧れ、めっちゃありました。

この記事のメインテーマではないのでざっくりとした説明で終わりますが、どこまで手術するかによって立ちションが可能になるんです。

女性用の立ちションができる便器なんていうのもかつてあったようですし、補助器具のようなものもあるので、んー女体でも不可能ではないんだけど…

matome.naver.jp

wotopi.jp

けども、道具に頼らずどんな便器でも選ばずに立ちションできるのって、竿というホースで狙いを定められる「男だからこそ」じゃん!

という思いがあったのです、だから憧れがあったんでしょうね。(手術に頼ってんじゃないかという突っ込みは置いといて)

 

きっかけは友達の家のトイレ

進学を機に、一人暮らしを始めました。

もちろん実家では親がしてくれていたトイレ掃除も自分ですることになります。

はじめの頃は初めての一人暮らしということもあり意気込んでいてこまめに掃除していたんですが、やはりだんだんさぼりがちに…

あーやばいかなー臭くなるかなーでも面倒だなー

というのを繰り返し、友達が来るのが分かってる前日とか、さすがにやばいと視覚と嗅覚で感じるようになった時とかぐらいしか掃除をせず。

立地の関係で誰かの家に集まる時は、あまり自宅が候補に挙がらなかったので掃除の頻度は下がりに下がって1~2か月に1回というありさま。

ほんと、真似しないでね!!

毎回のトイレ掃除が大掃除になるから!!

という感じ。綺麗に掃除してある友達の家のトイレを借りては尊敬の念を抱いたものです…

 

そんな時、やってきました気づきのタイミング。

 

仲のいい男友達と遊んでいて遅くなってしまい、帰るのも面倒だし明日休みだしこのまま○○の家でオールで二次会やろうぜとなり。わらわらと移動。ほどほどに大騒ぎ。まあ、長い時間いればそりゃトイレ借りますよね。

実は男友達の家でトイレを借りたのはこの日が初めてでした。遊びに行ったことは数え切れぬほどですが、なんか借りるタイミング無かったんですよね。

借りるよー いいよー ここー? そこー

と、ごく普通のやり取りをして、ごく普通のトイレに入って…

え、くさっ

え、待って待って、見た目綺麗だし掃除用具も見える範囲ちゃんとそろってるんだけど、なにこれくさっ。

マメで気が利いて突然押しかけたのに全員(5人ほど)の座る場所が問題なく確保できるくらいには片付いている家…なのに見た目は綺麗なトイレがめっちゃくさい…

催しているものはどうしようもないのでそのまま借りて、戻ってきて、深夜テンションだし遠慮のない話は散々してるやつばかりだしと、聞いてみました。

 

「なあ、トイレ掃除ってどうやっとん?」

「普通に…便器の中と外の汚れふいてマット洗ってってしとるよ」

「まじか」

「え、ごめん汚れてた?」

「いや、見た目綺麗だったんだけど、においにびっくりした」

思い起こせば我ながら遠慮ないな…苦笑

 

自分以外の4人の頭に浮かぶはてなマーク。

普通だったよなと、むしろ俺んちもっとやばいよと話す4人。

そういえば、トイレ掃除用洗剤のCMでも立ってするときの跳ね返りがとかなんとか言ってたな…とふと思い出し全員に確認。

全員、家でも立ちション派でした。

そして掃除はしても便器のみ。(あとマット交換くらい)

 

この後帰宅してググって、立ちション時の尿の跳ね返りは目に見えないキリのようなレベルで細かいものもあって壁まで飛んで染みつくのだと知る…。

原因これか!!!

これに気づいても、立ちションへの憧れはかろうじて残っていました。

しかしそれをはるかに超える勢いで、想像される掃除の面倒くささや実際に直面したトイレに染みついたにおいなどの幻滅ポイントが加算された瞬間でした。

 

同居を始めるにあたっての話し合い

そんなこんながあってから2年とちょっとあとくらい。

パートナーと同居することが決まり、そういう経験の話をまずしました。

それと、ひとり暮らし時代の自宅のトイレとパートナー宅のトイレのにおいのひどさなどが、掃除の仕方・頻度がほぼ同じだったのにパートナー宅のトイレの方がにおい酷かったよね、ということも確認。(マット類の洗濯・交換、便器と便座裏全体の拭き掃除、便器の中をブラシでこする、という掃除の手順)

パートナーの方が先に就職し、著者はまだ学生を続けているので主に家事担当は家にいることが多い著者。

しかし、今までの掃除の仕方で対応できない範囲を汚すのはあなたなのでトイレ掃除はお願いしたい、出来れば加えて立ちションやめて欲しいということを伝えました。

冒頭でリンクを貼らせていただいた記事内容とほぼ同じですね。いや、もうちょっと厳しいか。

そこで喧嘩勃発。

立ちションの方が楽だから止めろと言われても…との言い分。

しばらくやいやい言い合っていたのですが、掃除の分担は納得してくれたのでそこはいったんおさめました。

決めた掃除の内容としては、

  • 週に一回以上必ず掃除をすること
  • マット類の交換と洗濯もすること
  • 拭き掃除は壁まで行うこと

はじめの頃はたまにトイレに入る時ににおいに「うっ…」となることがあってそういう時確認してみると前回の掃除の時に拭き忘れたということがありました。

しかし手順になれてしまえばそんなに大変な作業でもないようで、今ではにおいが気になることもないし、パートナー本人も掃除の間隔が空いてしまうとにおいが気になって「掃除せねば!」と気が付くようになったそうです。

 

でもやっぱり立ちション派らしい

仕事の繁忙期の間だけ、委託されるという形で著者がトイレ掃除をしますが、普段は掃除の頻度も手順もしっかり定着して、ばっちりやってくれています。

ぶっちゃけると著者の思惑としては、「立ちションしないほうが掃除も楽だし、立ちションやめよう」となってくれるのが一番だったのですが…。

気持ち的な問題として、跳ね返りが飛んでる壁とか床に触りたくないというのがあったもので…。

しかしトイレの壁や床はそんなにべたべた触るところでもないし、においに「うっ…」となるような状況は無くなったし、つまりそれだけ掃除をちゃんとしてくれているわけで。

  • 立ちションしていて跳ね返りがあるという事実に気持ちの上で抵抗がないわけではない
  • しかし、いつでもお客さんにトイレを貸せるくらいの掃除はきちんとしてくれている
  • 自分に立ちションへの憧れがあったくらいだから、もともと立ちションが当たり前だったパートナーは立ちションじゃないとなんか気持ち的に引っかかりがあるのかもしれない

そういう経緯を経て、現在パートナーは立ちション派、著者は容認派(ただし掃除してね)です。

 

 一時的とはいえトイレはプライベート空間だもの

トイレぐらい自分の好きなやり方でいいじゃないか!というのは大いにわかる。あんなプライベートな空間に口出ししないでくれよと思います。

だからといって、そのプライベートな空間の自由が全部許されるかというとそういうわけではないんですよね。

トイレの個室というのはプライベートな空間だけども、一時的なプライベート空間です。

家族やルームメイトなど一緒に暮らしている人がいれば、今は自分のプライベート空間だったかもしれないけど、ちょっと経ったら違う人のプライベート空間になっている。

俺のプライベートな空間に口を出さないでくれ、という主張と同様に、俺のプライベートな空間に影響を与えないでくれ!というのも十分通る主張です。

 

極端な例を挙げるとすれば、用を足した後にそれを流さない人がいたとします。理由は水がもったいないでもなんでもいいです。

その人のあとにトイレを使うと、便器の中には忘れ物(?)が…ブツが残っている分けだからもちろんにおいも…(おえっ

今トイレを使っているのはあなた。だから今トイレは、あなたの一時的なプライベート空間であるはず。なのにガンガン存在を主張してくる前の人の忘れ物…

ちゃんと最後に流してくれよ!!めっちゃ文句言う、絶対言う。

水がもったいないならせめて小でいいから流して!って。

 

これと同じようなものではないでしょうか。立ちションへの文句って。

においや汚れが他の人が使っているときにまで残って、その人の一時的なプライベート空間を浸蝕しているから文句を言いたくなる。

浸蝕してこなければ(においや汚れが残っていなければ)、覗きでもしない限り正直座ってるか立ってるかなんかわからないし、文句を言う理由もないと思います。というか覗いちゃダメだよ。

トイレが他の人のプライベート空間になっているときに影響を出さないように後始末(主に掃除)をしているのに、立ちションするなと言われた時はそれは文句言いかえしてやってください。

 

立ちション以外でも同じだよね

立ちションどーのこーのをメインに話を進めたので、立ちションする人だけを責めているような内容になってしまいましたが、他のトイレ利用者も同じですよね。

例えば流した後にこびりついた汚れが残っちゃったら、出る前にちょっと掃除するとか。

消臭スプレーがあるなら、出る前にひと吹きしておくとか。

 

いやいや同じじゃないって、立ちションは何でトイレ掃除そのものを押し付けられるの。

と思われるのであれば、用を足してトイレを出る前にトイレ掃除シートを一枚取り出して、ささっと腰から下あたりの壁(余裕があれば床も)を拭いてみてください。(立ちションの際の尿はねが多い場所。ここだけでも結構違う)

 

結局は気遣いとこまめな掃除

前項目で終わらせようと思って書きはじめたんですが、結局は(主に)同居人への気遣いができてるかどうかって話だなーって思っちゃって。

あと、こまめな掃除です。どちらかに任せるなら、負担をかけないようにトイレを出る前のささっとひと拭きをすると1回1回の掃除も楽になりますな。

以下二つのリンクが分かりやすいのでご参考に。

lidea.today

lidea.today

 

尿ハネはいざ掃除と意気込んでいても、汚れていると見た目でわかりにくいんですよね。特に壁。だから知ってないと掃除しそこねちゃって、友人宅のかつてのトイレ状態になっても不思議ではない…

 

 

なんだか思った以上の長々となりました。

ここまでお付き合いくださった方がいらっしゃれば、ありがとうございました。