【在宅で月約5万円達成】3か月で認定ランサーになるまでにやったこと&報酬~ライターの場合
クラウドソーシングサービスの「ランサーズ」 ってありますよね。
じつは、そこでちまちまと文章書く系のお仕事をさせていただいています。
↓このサイト↓
先日そのランサーズからメールが来まして。
認定ランサーに!!なれました!!!!!!
「なれたらいいな~」とぼやっと思っていたのはいたのですが、思ったより早く達成できて我ながら驚きです。
せっかくなので、備忘録もかねて認定ランサーにたどり着くまでのことをまとめておきたいと思います。
- そもそも認定ランサーとは
- 報酬各カテゴリの上位20%って正直いくら?
- 認定ランサーになるまでにやったこと
- 1日の作業時間は3~4時間ほど
- 毎月の審査に通るために
- 副業としては初心者からでも十分成り立つ
そもそも認定ランサーとは
認定ランサーとは、ざっくり言えば「この人はちゃんとお仕事してくれるよ!」ということを、ランサーズ公式がお墨付きを付けたランサーのことです。
ランサーズ公式の「認定ランサーって何ですか?」によると、
「認定ランサー」とは、ランサーズに登録しているプロの中から、
ランサーズが定める基準をすべて満たしたランサーのことです。認定ランサーは、返信速度・納品実績・獲得額・高評価などの条件を満たしています。
とのこと。
認定ランサーの基準
認定ランサーになるためには、返信速度・納品実績・獲得額・高評価などの条件を満たしてランサーズ側からの月に1度の審査に合格する必要があるのですが、具体的な条件は以下です。
■認定ランサーの認定基準
1. 獲得報酬額:各カテゴリの上位20%
2. クライアントからの評価:4.8以上
3. プロジェクト完了率:90%以上
4. 送信したメッセージの24時間以内率:80%以上
5. 計9箇所のプロフィール項目の記入※過去1年間の実績をもとに毎月審査を実施しております。
各項目の更なる詳細は、「認定ランサーの基準を教えてください」を参照してくださいね。
この5つの条件を満たすと、晴れて各カテゴリの認定ランサーとなるわけです。
認定ランサーになると、
- 認定エンブレム付与
- 認定ランサー検索に掲載
- メルマガ等への掲載
- おすすめ案件のご紹介
- サポート優先対応
- チャットサポート
といったメリットが受けられます。(参考:認定ランサー│クラウドソーシング「ランサーズ」)
自分のプロフィールを確認すると、さっそくエンブレムを付けていただいていました。
認定していただいたカテゴリーは「記事作成・ブログ記事・体験談」と「Webサイトコンテンツ作成」の二つです。
認定をいただけるカテゴリーは、自分が受注したお仕事によって左右されます。
報酬各カテゴリの上位20%って正直いくら?
認定ランサーという制度を知った時、5つの条件のうち4つは短期間でも満たせそうな条件だなと思いました。
きっちりプロフィールを書いてまじめにお仕事すれば、よほどの失敗をやらかさなければ何とかなる条件だからです。
残った1つ、「獲得報酬額:各カテゴリの上位20%」という条件を除いては。
そもそも具体的に「来月で〇万円超えたら認定ランサーになれそうですよ~」などの、基準が公開されていません。
一応各ランサーのプロフィールページを見ると、実績サマリーとユーザー情報の項目内で「報酬額」「登録日」を確認することができます。
しかしここは設定によって公開するかしないかをランサー側が選べるので、全員の分を確認できるわけではありません。
さらに、ここの報酬額は「今までの報酬総額」。
認定ランサーになれるかどうかは「過去1年間の実績をもとに毎月審査を実施しております」とのことなので、過去1年分の報酬がわからないとどうにもなりません。
なので、自分で目安の金額を計算してみようということも難しい。
というかそんな作業してる暇があったら、案件をこなした方が確実に認定ランサーに近づけます。
認定ランサーになった時の報酬
ということで、今後認定ランサーを目指す方の一つの目標値を作れればなと思い、自分が認定ランサーになった時点での報酬を公開します。
ちなみに、2019年3月付で認定をいただいたので、2019年2月末日までの過去1年(実質3か月)の記録です。
ほとんどの項目がプロフィール画面で確認できるので、モザイクなしでいきます。
ばばん!!
認定ランサーの審査を突破できた過去1年の報酬額は、90,416円でした。
認定ランサーになるまでにやったこと
ランサーズへの登録自体は2016年に済ませていたのですが、ちょこちょこっとやっただけで長らく放置していました。
在宅で収入を得られるようになりたいなあと思ったときにランサーズに登録していたことを思い出して、2018年も終わるころに本格的に動かし始めました。
ここからは認定ランサーになるまでの過去1年間(というか実質3か月間)で、いつ頃に何をやっていたのかまとめてみようと思います。
1か月目:2018年12月
報酬:12,009円
システム利用手数料:2,404円
出金された報酬:9,605円
ランサーズを使用すると報酬の最大2割を手数料として支払う必要があり、ランサー側はクライアント様から頂いた報酬の中からそれを支払うことになります。
クライアント様から1度にお支払いいただく額が大きくなると手数料が少なくなりますが…そこに到達するにはまだまだ長そうです。
やったことその1:慣れるためのタスク
まずは、ランサーズの仕組みを理解する(思い出す)ために、タスク系の案件をこなしていきました。
数十円程度の案件や、文字単価がやたら低いものが大半ですが、
- 実際にシステムを使ってみる
- 実際に報酬を得る
のが目的なので、ひとまず目について「やれそうだな」と思ったものをこなしていきました。
タスクはプロフィールで「実績」としてカウントされることはありませんが、プロフィールの「実績・評価」のタブの中では「作業数」の項目で表示されます。
作業数すらゼロであるよりは、ほんの少しくらいはクライアント様に安心して選んでいただきやすくなるかなというのもあります。
やったことその2:実績ゲットのためのプロジェクト案件
自分がお金を払ってお仕事を依頼する側だとしたら、どう考えても今までにお仕事経験がある人にお願いしたいです。
なので、なにがなんでも実績数を0から1にしなければなりません。
しかしこのハードルがなかなか高い…。
自分の場合は数件だけですが、2016年に登録してすぐのころに実績としてカウントされる案件をこなしていました。
しかしブランクがあることもクライアント側から見えるため、最近の実績を付けるのが望ましいです。
そのためにいったん文字単価などは置いといて、こなせそうな内容の案件に提案を出すことを続けました。
やったことその3:テストライティングのタスクを狙ってみる
なかなか提案が通らない中でも、少しでも仕事に慣れておこうとタスクも並行して行っていました。
タスクを選ぶときに意識したのが、テストライティングとして発注されているタスクは必ずこなすことです。
多くのプロジェクト形式の案件でもテストライティングが設定されていますが、プロジェクトの場合そもそも提案が通らないとテストライティングを受けることすらできません。
しかしタスクは誰でも仕事に取り組むことができます。
数は多くないのですが、テストライティングを目的としたタスクが発注されていることがあります。
「提案を通す」という段階を飛ばしてテストライティングを受けられるので、ランサー側としては非常にありがたい案件です。
見つけたら絶対に取り組むべきといっても過言ではありません。
自分はこれが功を奏して、直接依頼をいただくことができました。
2か月目:2019年1月
報酬:17,060円
システム利用手数料:3,413円
出金された報酬:13,647円
やったことその1:継続案件をゲットする
長期的に安定して収入を得ることが目的でランサーズを利用しているなら、言わずもがな達成したいことです。
12月にいただいた直接依頼が継続になる可能性があったので、継続依頼が確定するまでの間は特に
- メッセージはすぐに返すこと(24時間かそれ以上遅れる場合は、その旨だけでもすぐに連絡)
- 分からないこと、不明瞭な点はすべて質問し確認をとること
を意識しました。
もちろん最初だけでなくずっと大切にすべきことですが、ファーストインパクトは大事なのでいつも以上に気を付けました。
そのかいあってか、無事継続してご依頼をいただけるようになりました。
やったことその2:良い評価を得る
当たり前すぎて書くまでもないとは思うのですが…。
いくら実績数が増えても、その大半が良く無い評価だと「仕事ができないランサーです!」と太鼓判を押されたも同然です。
そんな評価では提案が通るわけがないし、直接依頼をいただくなんて夢のまた夢になります。
やったことその3:キャパシティの把握に努める
本格的に始動してからさほど日がたっていないこともあり、継続依頼が入ってからはむやみに仕事を増やそうとはしませんでした。
どの程度までキャパが増えても大丈夫なのかをまだはかり切れていなかったため、むやみに提案しても万が一ご採用いただけたときに対応できなかったら困るからです。
依頼分かブログかを問わずに、執筆する際に必ず文字数とかかった時間をカウントするようにしました。
これによって、自分のキャパシティは1時間当たりで最多3500字、最少1000字ということが測れたので、執筆可能時間と合わせれば大体の受注可能な仕事量が予測できます。
3か月目:2019年2月
報酬:50,608円
システム利用手数料:10,123円
出金された報酬:40,485円
改めて見ると、システム使用料が痛いですね。
お取引の安心料として必要なのは、納得しているのですが…。
やったことその1:狙う単価を絞る
2か月目まででキャパシティも測れたので、ここからはとにかくお仕事を増やしにかかろうと決めていました。
ただし、その前にまず狙う単価をしっかりと考えました。
実績作りの段階では単価はいったん横に置いていましたが、この段階からはそれではやっていけないと思ったのです。
お仕事を増やそうと思って提案を出していくわけなので、効率の良い収入が得られなければ続けていくのが後々厳しくなると考えたからです。
とはいえ、高単価な案件を狙えるほどの専門性と実績はまだついていないので、時給換算で850円程度にはなる見通しが立つものに絞って提案をしました。
自分の場合は、
- 字数だけで考えればいくら時間がかかっても1時間1000文字は書ける
- 平均的な執筆速度(1時間2000~2500字)なら、調べ物をしたり構成を立てたりする必要があっても作業時間1時間あたりで800字を割ることはめったにない
ということを踏まえて、原則文字単価1円以上を目安に提案していくことにしました。
案件の内容によってはもう少し単価が低くても大丈夫そうですが、文字単価0.5円をわる案件は単価を見た時点でスルーすることも決めました。
やったことその2:継続案件を増やす
狙うところを決めたら、あとは採用していただけるように提案を頑張るのみです!
自分のセールスポイントを決めて、それに合う案件を探しました。
ちなみに、一番のセールスポイントとして現在自分で推しているのは、「執筆の速さ」です。
執筆ジャンルの専門性を売り出せると良いのでしょうが、情けないながらまだまだ絞り切れない・大きく売り出せるほどではないと自分で思っているので速さを推すことにしました。
ありがたいことにスピード重視の案件に巡り合え、ご採用いただけて2月中に継続案件を増やすことができました。
1日の作業時間は3~4時間ほど
今のところ、1日あたり3~4時間の作業時間で週に2~3日の作業日をとっています。
目論み通り、アルバイトと同程度の作業効率で収入を得ることができるようになりました。
これからまだランサーズを含めた在宅での収入を増やしたいと思っているので、執筆ジャンルの専門性も高めていかねばと思っています。
新しいお仕事を探すときに取られる時間もなるべく減らしたいので、認定ランサーになれたのがそれにプラスに働くといいなあ。
毎月の審査に通るために
認定ランサーになるための、または認定ランサーであり続けるための審査は毎月行われます。
今回ありがたいことに認定ランサーに認定していただけましたが、慢心すれば来月には認定取り消し…なんてこともありうるわけです。
今回の認定時の約9万円という報酬が、ボーダーぎりぎりだったのか余裕だったのかはわかりません。
しかし、ライター系のランサーであれば過去1年間の報酬が10万円程度あれば認定ランサーに届くようです。
あとは、メッセージのやり取りなどを、今まで通り誠実に続けていけば大丈夫そう。
副業としては初心者からでも十分成り立つ
正直なところ「思ったより20%のボーダー低いな…」という感想ではありますが、副業として十分な額はやはり稼げますね。
週2~3日に作業日をまとめていても、一番長かった作業時間は1日当たり5時間を超えません。
あまり得意でないジャンルの執筆があった日に、一度だけ4時間超えちゃったことがあったぐらいです。
作業時間を分散させて週5日ほどとれば、1日当たり1~2時間程度の作業時間でも3か月取り組めば月4~5万円は稼げるようになるということです。
合計作業時間から見る効率から考えるとアルバイトと同程度ですが、アルバイトではできない1日1時間ずつなどの時間調整ができるのは在宅の強みだと思います。
パソコンとネット環境があれば、かかる費用は
- 仕事をした時のシステム利用手数料(報酬から天引き)
- 報酬の振込手数料(報酬から天引き)
だけなので、ちょっと気になるなーという方は登録してみるのありだと思います。
リンク置いておくので、気になった方は こちら からどうぞー。
ちなみに、振込手数料は他の銀行が500円なのに対してなぜか楽天銀行だけ100円なので、ランサーズに登録される方は楽天銀行の口座もっておいた方が絶対にいいです。
副業としては十分な額に到達できたのですが、個人的には外に働きに出たくない…在宅だけでお金が欲しい…。
ので、まだまだ頑張らないといけないですし、ライティングスキル上げるためにも勉強しなきゃですね。
受注カテゴリをわかりやすくするためにタイトルに「ライター」なんて入れちゃったけど、それこそ名刺にかけるくらいになるためにはまだまだやるべきことは多いので。
せっかくいただいた認定、存分に生かしてお仕事を続けたいと思います。